あらすじ
ヒューゴー賞受賞の本格宇宙SF大作! アスタウンディング賞受賞著者の第一長篇
人類最後の生き残り〈ガイア・ステーション〉の子として、キアは日々厳しい戦闘訓練を続けてきた。胸に抱くのは、地球を滅亡させた異星人とその時空を操る装置への復讐のみ。だが、ガイア司令部の嘘を知って、彼女は旅立った……地球が滅亡しなかった世界に!
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Posted by ブクログ
地球が銀河諸種族連合体に滅ぼされた後、艦隊から離脱した過激派が小惑星を基地にスパルタ風の軍事独裁国家をつくり復讐を果たそうとする。そこで育ち優秀な攻撃能力と復讐への信念を持つヴァルキアが子供を産む装置となるナーサリーに配属されることになり、小惑星を脱出。徐々に真実を認識し始める。
始祖的な種族であるマジョ・ジ人の作った時空支配装置ウィズダムを乗っ取って、地球滅亡前に戻り宇宙を改変しようとする。
途中までは今のアメリカを投影したディストピアだが、最後はタイムリープを繰り返し、昔ながらのスペースオペラ。
Posted by ブクログ
スペースオペラバリバリのSFを読んだのは久しぶりのような気がする(映画ではヤマトやらつい最近もマンダロリアン&グローグーを観ているのだが)
宇宙活劇だけではなく転生モノ、AI暴走系、ディストピアモノでもある。多様性や民主主義の勝利もテーマ、そういえば作者はイギリス出身。今のアメリカ人やユダヤ系の作家が民主主義と多様性を扱うのはちょっとばかり説得力がないのかもなぁ。
失敗した→リセットして多元宇宙でやりなおした…の繰り返しは中だるみの元で、500Pはちょっと冗漫のようにも感じたが、後半メリハリ効いている展開になって、盛り返した感じ。
もう少しこなれたら、面白い小説家になるだろうなという予感。