【感想・ネタバレ】塀の上を走れ 田原総一朗自伝のレビュー

あらすじ

「日本初のAV男優」が、首相を3人退陣させた――。驚くべき破天荒さに包まれた78年間。スリリングで、爆笑の連続で、ちょっぴり泣けるエンターテイメント自伝、堂々刊行!田原総一朗がすべてを赤裸々に明かした、前代未聞の半生。作家を志して挫折/ほとんどニートのダメダメ社員/日本初のAV男優に/伝説のドキュメンタリー制作の全貌/恋愛と不倫/首相を次々に退陣させたあとの絶望……

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破天荒!

本書は鉄道員から映像ディレクター、映画監督まで経験して、いまや政界にガッチリ食い込むジャーナリストとなった田原氏の自伝なのだが、なんといっても映像ディレクター時代の話が破天荒で面白すぎる!

時代の荒波に乗って自己実現していくメチャクチャさは、昭和ヒトケタ世代ならではでしょう。

そして、田原氏は朝まで生テレビでなぜあんな傍若無人とも思える司会をしているのか?本書はこの疑問に明確な答えをあたえてくれる。

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2013年10月03日

Posted by ブクログ

水道橋博士の紹介で、読みやかった本だった。

田原総一朗の自叙伝。

著者については、オレが中学生、いや高校の頃か?「朝まで生テレビ」、「サンデープロジェクト」の出だしの頃から知ったが、有名なTVマンだったんだな。
月刊誌「文藝春秋」の熱心な読者だったオヤジとオカンが著者のTVを好んでみていたのを思い出した。


TV番組での政治家のあしらい方から、体制寄りの人間かと思っていたが、そうではないんだな。

著者のことがもっと気になるようになった一冊。

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2013年03月10日

Posted by ブクログ

幼少期の出来事から始まる自伝で、ちょっと長えなあ、などとも思ったけれど、戦争と天皇といった背景が、後の番組作りにもつながったりするわけで、年代が違うとそこら辺が特別なのかそうでないのかもわかりませんが。
塀の上を走りながら、ドロップアウトではなく、ドロップインする、ということ。森鴎外を引き合いに出しながら、田原さん自身のドロップインを描いた作品、かな。ドロップイン、参考になりました。

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2013年02月18日

Posted by ブクログ

著者は本作で、テレビでの我の強いイメージと違い、淡々と客観的に自分の人生を振り返る。そして明け透けに自分をさらけ出す。一見あまのじゃくな生き方だが、自己の信念のみに従った頑固な生き方も悪くないと思った。

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2013年01月08日

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