あらすじ
本作は、私・三浦晴海が、急死した大叔父の日記に記された奇妙な単語を調べた際に、実体験したことをまとめた記録です。
作中の資料もすべて、現地に足を運び、時には人の力を借りながら集めました。
しかし残念ながら共に調べてくれた、
大学時代の友人も、快活な大叔父の同級生も、高名な学者の先生も、
全員もうこの世にはいません。
それでも、皆様にはぜひ知ってほしいのです。
私がたどり着いた真相を。「あしか汁」とは何なのかを。
そしてなぜ、こうして「あしか汁」の正体を語ろうと思ったのかを。
私の一生が台無しになった理由を、
どうか無関係と思いながら楽しんでお読みいただければ幸いです。
巻末には、「あしか汁」を調べた元編集者が遺した
最期の日記を掲載しています。
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Posted by ブクログ
最近まちなかで意味不明の刺殺の報がよくあるが、いくつかはこれ⁈
当事者でなくて良かった…。
ホラーを最近たくさん読んでいるが、文章が下手だったり、気持ち悪いだけだったりで読後に後悔するものが多い中、これはよくできていてもゃっとすることなく完結している。
モキュメンタリーってホラーには効果的。
Posted by ブクログ
あしか汁。三浦晴海。卓。摩利支天。陀羅尼。仏教
。加持祈祷。戦争。松山。浜倉くん。霊力浸透装置。私が伝えたいこと。みんな呪われてしまえ。
Posted by ブクログ
本作は、私・三浦晴海が、急死した大叔父の日記に記された奇妙な単語を調べた際に実体験したことをまとめた記録です。
作中の資料もすべて、現地に足を運び、時には人の手を借りながら集めました。
しかし残念ながら、共に調べてくれた大学時代の友人も、快活な大叔父の同級生も、高名な学者の先生も、全員もうこの世にいません。
それでも、皆様にはぜひ知ったほしいのです。私が辿り着いた真相を。「あしか汁」とは何なのかを。
急死した大叔父の日記に残された奇妙な言葉の意味を追っていくホラー小説です。
オカルト色強めのモキュメンタリーホラー。
登場人物たちの会話や、調査の過程などにもある程度のリアリティがあり、凝ったレイアウトや紙面の使い方で、本当に自分も語り手と共に調査を進めて集めた資料を読んでいるようで楽しいです。
語り手が謎を解明していくにつれ物理的にも心理的にもどんどんと追い詰められていき、ラストが気になって最後まで一気に読んでしまいました。
思い返しても、小説でここまで直接的に「悪意」を向けられたのって初めてかもしれないな。タイトルに惹かれて読んだだけに、流石に少しドキッとしました。
Posted by ブクログ
大叔父が残した日記に残された3つの言葉。
これらの正体を探りながら物語は進んでいく。
目に見えないものが原因だと、ストーリーに入り込みにくくなるのかもしれない。
呪いではなく、そこにゆらめく人間の脆さや宿す狂気に惹かれるのかもしれない。
Posted by ブクログ
あしか汁の正体も最初から予想していたとおり。クライマックスのあの真っ黒なページも予測できたけどめくったらやっぱりびっくりしたな。
でも結末がイマイチ、うーん…という感想。戦時中の実験とかそういうのに結びつけるのはもう使い古されてる感があるかなぁ。
Posted by ブクログ
タイトルから『海亀のスープ』を連想するも、だとしたら、帯の"読まないでください"はどういうこと?と気になって購入。
あちこちにストーリーに関連する画像や資料が差し込まれており、これを行きつ戻りつしながら読み進めることになるので、紙で読むのがおすすめです。
資料を割と丁寧に作ってある点に好感が持てますが、文体が独白か会話文中心でライトノベル感があること、内容が戦中の非人道的実験、秘術、山村の闇等、使い古されたテーマで先が読めてしまうところがちょっと残念。
あと、青葉区って横浜だけじゃなくて、仙台にもあるんだって初めて知りました。