【感想・ネタバレ】もしも料理店のレビュー

あらすじ

今日のメニューは? 美味ショートショート。

路地裏にたたずむ“OGATA”という看板を掲げたお店――通称、「もしも料理店」。
その日やってきたのは、仕事のプレッシャーに悩む男性だった。彼の話をじっくりと聞いたシェフはこう言う。
「じつはちょうど、お客様にうってつけの食材が入ってきたところなんです」
取り出したのは、なんと30センチほどの大きさの“オフロード車”だった。
「こちらは、山の中を走っていたという、若い自動車です。こちらをお召し上がりいただきたいと思います」
シェフは自動車をさばき、調理し、見事な一皿に仕上げた。半信半疑で食べた男性は、野性味あふれる美味しさに驚く。そして、その胸にはひとつの思いが去来する――。
突拍子もない食材を、意外な料理に作り上げてしまう、ちょっと不思議な料理店。少し疲れた身体も、なんだかむしゃくしゃした気持ちも、その一皿が癒してくれる。自動車、月、公衆電話にトランペット。さあ、今日のメニューは……?
料理監修は、さわのめぐみさん(ものがたり食堂/Nami Zaimokuza)。
お腹も心も満たしてくれる、美味しいショートショート、11編の詰め合わせ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

発想が面白い。その人にあった料理を出すレストランで使う食材はどう考えても食べられそうにないもの。チャップリンの革靴とかならまだしも、ここではだいたい硬いものなので料理と結びつかなさすぎるのが難点かも。トランペットも皮を向くとイカみたいになるそうだが、なんか違う…。普通の食材に置き換えたレシピもついてるのが笑った。

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2025年09月08日

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