【感想・ネタバレ】スパイたちの遺灰のレビュー

あらすじ

その“手記”は世界の秩序を破壊する。
WWⅡ後の諜報史、その裏には伝説のスパイ・スカーレットがいた――
ジェフリー・ディーヴァー絶賛!

「生まれながらのストーリーテラー」ジェフリー・ディーヴァー
「注目必至。ページをめくる手が止まらない」スティーヴ・キャヴァナー
サンデータイムズ紙のBook of the Year 2023選出!
ガーディアン紙のBook of the Year 2023選出!

ある日、冴えない諜報史の准教授マックスのもとに1枚の名刺が届く。スカーレット・キング――MI6の伝説のエージェントが、半世紀にわたる諜報活動を綴った手記を出版したいと言うのだ。イギリス政府が隠蔽してきた作戦が表に出れば、世界が注目する。マックスは浮き足立つが、直後にスカーレットが殺害され、MI5に追われる身に。窮地を脱するため手記の原本を捜すうち、歴史の裏に隠された真実が浮かび――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

mi6とか5ってなに?くらいの自分でも楽しめた。007みたいなの?って思ったらぜんぜん違った(笑)スパイのことをよく知らなくても分かるようになってて、読みやすかった〜



主人公、スカーレット、他の人達の視点へ次々変わるけど、物語を見失うことがない。
道筋が丁寧なのでいったり来たりでも混乱しなかったのが嬉しい。

最近の海外ドラマにかなり近い語り口にも感じる。短い期間で展開を次々発展させて飽きることがない。
そしてスパイものらしくドンパチが1回もないのに感動!ここぞという所で必殺がくるのが恐ろしかった。



実際にあった事件なんかが絡んできてるみたい。
勉強不足で全然分からなかったけど、これは本当にあったんやろなって想像つくような書き方だったのでわかり易かった。

結構な分厚さですが、めっちゃ読みやすかったです。翻訳されている能田優さんは去年読んだサリーダイヤモンドを翻訳された方ですから安心ですね!

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2025年08月03日

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