【感想・ネタバレ】疾風のヴァンパイヤー 九鬼鴻三郎の冒険(2)のレビュー

あらすじ

暴力と破壊の芸術家、凄絶なる帰国! 闇を切り裂き銃火を交わす殺しのプロフェッショナル! モスクワの上流訓練学校で破壊工作技術を叩き込まれた九鬼鴻三郎は、数年ぶりに日本の土を踏んだ。秘密工作員となった彼に与えられた任務は、全身が凶器と化したアメリカ人2人の来日目的を探ることから始まる。接触の一瞬後には、生死を分かつ闘いの分水嶺が待っていた! 〈『ヴァンパイヤー風雲録』改題〉(講談社文庫)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

KGBの優秀なスパイとして特訓を受けた九鬼は、東京に派遣されることになります。彼にくだされた任務は、南ヴェトナム政府軍の将校だったディム・キム・ロンとアメリカ軍特殊部隊の隊員だったジュリアーノ・ヴァンドーネの東京での活動の目的をさぐり出すことでした。

やがて九鬼は、ロンとヴァンドーネの二人がジョン・マーカスの依頼を受けて、ヴェトナム戦争中にゆくえのわからなくなったマーカスの息子のエドワードをさがしていることを知ります。エドワードについての秘密を知っているのは、チュン・ニュー・ランというヴェトナム人の娘で、九鬼はロンとヴァンドーネに先んじて、彼女の恋人であるズオンに接触しようと試みます。

この時点では、九鬼の任務の背景がよく見えていないために話の流れをつかみにくく感じてしまいました。

0
2020年09月17日

「小説」ランキング