【感想・ネタバレ】冬のディーン 夏のナタリー(2)のレビュー

あらすじ

一緒の大学ってだけでもホント赤面ものなのに、ましてや同じアパートに住むなんて!? 「ひと夏の出来事」の相手・蓉子とのあまりに運命的な因縁に、ワタルはあっけにとられるばかり。弟タケルとはきっちり決着つけなくちゃいけないし、蓉子の親友・美帆もからんできて、混乱はますます深まる気配。どうやらワタルの望む平和なキャンパス・ライフは確実に(?)遠ざかる一方のようで…。

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Posted by ブクログ

あとがきにあるように、1冊目がワタルくんの物語なら、2冊目は蓉子の物語。
お友達の弓岡さんや、元かれのジュンチくんとのお話が出てくる。

母親からは甘えん坊で何もできないと思われても、実は芯の強い子、でもその環境で自分を貫くために甘えん坊を演じる処世術、だなんてキャラが面白い。
女の子は空気読んで、いい子キャラを演じるところがあって、氷室先生の小説に、そういう話はよくあるけど。(さようならアルルカンとか)

しかし、ワタルと再会した気まずさを、そのまま本人に言って、今後どうこうするとか宣言するって、すごく強いよ。
気まずくなったら無視、が世の常だけれども。
強い子を書いてて、人間理解がすごいんだよなあ、氷室先生は。

あとがきの、オレについてこいタイプが現実ではめんどくさいに、百万票!とおもったw

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2013年01月18日

Posted by ブクログ

挿絵の、ショートヘアお嬢様系や、長めおかっぱボブが可愛い。美帆の葛藤が良いです。
…表紙と同一人物?格好良すぎやしませんか!?

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2014年07月27日

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