あらすじ
数多くの患者を看取った女性介護人が振り返る、老若男女の「最期」の言葉。「もっとお金を儲ければよかった」という人はひとりもいない――それでは、誰もがする後悔とは? 死の床で語られた言葉は、彼女自らの人生にも影響を与えていく。なぜなら、人生はいつだって変えられるのだから。器用に生きられないあなたに贈る一冊。
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Posted by ブクログ
人生はやりたいことをやったり、大切な人との時間を楽しむ、健康でいる、これに尽きると思う。
もっと働けば良かったや、何かを買えば良かった、社会的地位を求めた方が良かった、などの後悔は聞いたことがない。これらは死ぬ間際にはなんの意味もない。あくまで仕事は人生を豊かかにするための手段であることを、今一度立ち止まった認識すべき。今の日本を見ているともっともっとと目の前の大事なことに目を向けていないようにしか見えない。後悔しないために、やりたいことをやり、健康であり、大切な人との時間を有意義に今からしていく。
◎メモ
・自分の気持ちに正直になる。そのためには、自分の決断に勇気を持つ。他人の目を気にしていたら、人生勿体無いし、命を無駄にしている。
・何かに挑戦したらそれで成功。失敗はない。
・仕事は人生を豊かにするための1つの手段でしかない。だから、仕事だけに人生の時間を使うのは勿体無い。なんでもバランスが大事。常に仕事が人生のバランスでウェイトを占めすぎていないか俯瞰したい。
・大切な人との時間をもっと増やすべきだと思った。働きすぎてよかった、もっとお金があればよかったと言った後悔を聞いたことがない。死ぬ時にそんなもの意味がない。
・お金を目的に仕事を選択しても続かない。やりたいとを通して感謝され、それでさらに能力が身につく。そしてお金は後でついてくる。
・毎日に感謝する。そのために良かったことや感謝することをメモに書く習慣をつける。幸せは気持ちの持ちよう。
◎ページ
58.60.61.81.101.104.109.114.115.121.225.229.233.236.293.295.296.299.300.301.303
Posted by ブクログ
死ぬ瞬間に後悔すること
①もっと自分に正直に生きれば良かった
②働き過ぎなければ良かった
③大切な人に自分の気持ちを伝えれば良かった
④友達と連絡を取り続ければ良かった
⑤幸せになるのを諦めなければ良かった。
総括すると、他人が求める人生ではなく、自分が求める本当の人生を生きるべきということだと思う。
ただ、この本に出てくる末期患者達は富裕層がほとんどなので、そういう人達が最後に後悔すること、一般の人達が後悔することとは少し違うのかもしれない。
この本の魅力は、著者の内面的な成長が丁寧に書かれていることだと思う。
繊細な精神をもつ著者は幼少期に受けた心無い言葉がトラウマでずっと自己評価が低かった。
それを克服していく姿がとても印象的で自分に重なった。
久しぶりに何度も読み返したい本に出会えて感謝。
電子書籍になっていないのが非常に残念。
Posted by ブクログ
幸せになっていいし、自分で自分を幸せにしてよい。難しい。特にこの文化においては。
自分に正直に生きる、働きすぎない(プライベートも大事にする)思い切って気持ちを伝える、友人と連絡を取る、幸せをあきらめない。
女性の半生記として息をつかずに読ませる。
Posted by ブクログ
人生の旅を共にできることを感謝いたします
付き添いの仕事を選んだ理由は単純だった。創造的な仕事を目指すのに役立つこと、心から打ち込める仕事であること、そして何よりも家賃なしで暮らせること。
私は率直な人間で、真実を言うことがどんなにもセットしても、正治で入るしか苦しまずに生きる道そして起こった出来事から学び、自分を許せるようになることが大切だ
アルコール依存症はれっきとした病気なので治療できるが、克服には常に愛情部会支えを受け、自分を信じ、より良い人生を手に入れようと言う意思を持つことが必要だ
短い時間でも友達と過ごせば、母親や父親や祖母や祖父でないときの本当の自分を思い出す
人は何を考えるかを選ぶことができるんです。だから私は良いことを考えるようにしています
自分に優しくなり、自分の気持ちを大切にする方が健全でしょう
私は過去のことも未来のことも考えていなかった。幸せとは今感じるものだ。そしてこの時、私は幸せだった