あらすじ
実力はありながら、控えに甘んじる2ndGK、成就しなかった恋愛を引きずる女子高生、ゴールを決められずに落ち込むサッカー少年――。上手く行かない日々に、それでも前を向いて歩く人々とソラを巡る様々なドラマが、時空を超えて爽やかに紡がれる――
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Posted by ブクログ
主人公安藤ソラを取り囲む様々な人物のドラマを描いた作品
この巻のセカンドゴールキーパー神崎真臣の話は何度も読み返して涙した話です。
日本代表のゴールキーパーがチームにいるため、ほとんどの試合でベンチを温める神崎、そんな時に正ゴールキーパーが怪我をして大事な試合に先発することになります。
試合は神崎が好セーブを連発し優位に進みますが、なかなか自分のプレーができずイライラする相手の外国人フォワードが神崎を怪我させる覚悟で突っ込んできます。
その時神崎の取った行動とそれに込められた思いとは、そしてそれを支える家族との感動エピソードです。
Posted by ブクログ
1巻に続いて、サッカーを題材に人間関係とかチームプレイの大切さなんかを3つの章にわけて描いている。
<4章>
5年間2ndGKだった主人公が、スタメンとして試合にでることに。
チームのため、家族のためにも自分が好きなGKという立場で好プレイを連発する。最後は相手の強いプレイヤーに倒されて怪我してしまうも、家族にはステキに見えた。
<5章>
告白してフラれてしまう主人公。そのときに聞いてた「思い出の音楽」にはいい思い出を持てないのだが、隣の席の安藤の励ましもあり、合唱コンクールでその曲を選ぶ。歌いたくないからと指揮者になる。