【感想・ネタバレ】笑う四姉妹 ひとつの庭と四つのおうちのレビュー

あらすじ

読後、きっとこの笑顔に涙する。

「ゆずのお母さんたちってドラマチックじゃん。この世知辛い東京で、一つの土地に、四人姉妹がそれぞれ家を建てて住んでたんだよ?」。幼馴染みの稲葉亜子に問われ、そんな大げさなと返す信濃ゆず。

漫画家の亜子は最近仕事に行き詰まっており、ゆずの母と三人の伯母たちの話を聞きたいらしい。すると、二人のそばにいた老女がにっこり笑い、ゆっくりと四姉妹の過去を語りだし――。

父の失踪、巨額の借金、仕事と結婚、そして老い。人生はままならないが、四姉妹はいつも笑っていた。七十年以上の時をこえ描かれる家族の物語に涙が止まらない、著者渾身の感動作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

四姉妹のお話ってなんでこんなに魅力的なんだろうか。一話ごとに時代が飛ぶし、主人公が変わるが、だからこそ、書かれていないことこ想像力が刺激されて読書の楽しみを堪能できる。
そして、伏線回収も素晴らしく、最後の方は涙が溢れて電車の中やご飯屋さんでは読めないほどでした。

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2025年09月08日

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