【感想・ネタバレ】なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

人生には時々迷子になってしまう時期がある。仕事で失敗したり、恋人から別れを切り出されたり、家族に問題が生じたりすると、日常は簡単に砕け散ってしまう。まるで人生という大海原に放り出された「小舟」のようだ。僕らは今、他者との繋がりが薄れ、ひどく孤独になりやすい社会で生きている――いや、違う。僕はここにいます。独りじゃない。自他を共に愛する力を取り戻す「読むセラピー」。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

寝れない日が続く日々に立ち寄りタイトルに惹かれて購入しました。

カウンセリングを受けに来る人々それぞれの人生や悩みが現代的で自分と重ねるところがたくさんあり出会えてよかったと思う作品です。眠れない日々を「夜の航海」と柔らかい言葉で表現されているところも含めてとても読みやすく読み終わる頃には頭や心のざわつきが晴れてまさに読む処方箋のような本でした。

東畑さんの作品を他にも読んでみたいと思います。

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2025年09月22日

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