あらすじ
19世紀・ヴィクトリア朝初期のロンドンで、女性ばかりを狙った連続殺人事件が発生。現場では、高笑いしながら跳び去る怪人の姿が目撃されていた。3年前、夜道で女性たちを驚かせたという「バネ足ジャック」が殺人鬼となって帰ってきたのか? 事件を追うロンドン警視庁の警部は、意を決してある「貴族」の館へ馬車を飛ばす……。『うしおととら』『からくりサーカス』の藤田和日郎、新境地。熱き活劇の名手が奏でる怪奇と冒険と浪漫の協奏曲(コンチェルト)!
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匿名
派手に遊んでいたウォルターの献身的な愛にグッときます。恋愛っていうよりは理想の母親像って感じなのかな?幸せになって欲しい女性って思ってるのが伝わってきました。
匿名
バネ足ジャックって初めて聞きましたが、実在していたんですね!ストーリーとキャラクターが良かったです。ウォルターがなんだか可愛くて好きでした。
Posted by ブクログ
母への面影を重ねた メイドへの恋心が何とも切ないけど、 彼女を幸せにするのは 何も自分じゃなくてもいいと 思えてしまう部分がはかなくも 美しいなと思った。 バネ足ジャックの解説部分は 申し訳ないけど、読むのが 疲れてしまって飛ばしてしまった。
Posted by ブクログ
切り裂きジャックとバネ足ジャック。
イギリスの都市伝説のような、実在した犯罪者のような、そんな「呼び名だけなら聞いたことある気がする」2つを結びつけて、1つの読み応えのある短編へ。
やっぱり藤田さんは凄いです。