【感想・ネタバレ】アルゴのレビュー

あらすじ

1979年11月、イラン・アメリカ大使館占拠事件勃発。このときイラン側に知られることなく大使館員6人が脱出し、カナダ大使らにかくまわれていた。危険が迫った彼らをテヘランから救出するためCIAの偽装工作班のメンデスは映画のロケ地探しを装った奇抜な作戦を計画、ハリウッドで偽プロダクションを設立する……。秘密のベールを脱ぎ、映画化された救出作戦。数々の栄誉に輝く元CIA局員が真実を語る。

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1979年11月4日。イラン革命下にて発生したアメリカ大使館占拠事件。大使館から脱出し街に潜伏した6名の職員を救出するため、CIAが取った驚きの脱出作戦。『アルゴ』はこの作戦を発案し実行した元秘密工作員が、当時を振り返って記した真実の物語です。
イランが革命に至る過程を丁寧に辿った後は、変装や身分詐称などスパイ映画のようなギミックが次々と登場。驚きの実話に惹きつけられること間違いなし!映画版とは異なり、徹底的な情報収集と事前準備について実行者本人が詳細に描いているため、先に映画を見た方もこの作戦を別角度から楽しめます!映画の再上映も行われている今、映画より先に読むか後から読むかは貴方次第。映画ファンのみならず、諜報活動・秘密工作という文字にワクワクしちゃう方、必読の一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

映画と違って盛り上がりに乏しいが、これはノンフィクションだからやむを得ない。むしろ、周到な計画と臨機応変お対応によって、何事もなく脱出を達成するところにCIAの仕事の凄みを冠した。さらに18年も公表を控えざるを得ない点も、CIAならでは。
本書を読むと、このところのアメリカ-イランの接近には感慨深いものがある。

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2015年07月26日

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