あらすじ
エリナは十年間連れ添った夫に先立たれた、元気いっぱいの、たくまし系若未亡人(28)。
前妻と離別した美貌の宰相様とお見合いをすることになったが、女嫌いで有名なクリス様は興味がなさそう。
残念! まあ、仕方ないか! せっかくだからお菓子をいっぱい食べて美貌の宰相様とのお話を楽しもう!
そしたらなぜか宰相様に気に入られて、情熱の大求婚へ!……え! なんで?
スパダリヒロイン・エリナは、あけすけ率直な自分の魅力に気づかない!
書き下ろし「クリストファー・リード王国宰相物語」も大追加して贈る、溺愛とお菓子の甘い物語!
感情タグBEST3
楽しかった!
未亡人となったヒロインと、離婚経験者のヒーローとのお見合い話。あまりにも高位の貴族のヒーローなものですから、ヒロインは多大な期待もせずに自然体でお茶会に望んだのですが、またそれが良かったのでしょうね。トントン拍子に話が進んで二人ともハッピーに。
やたら真面目なヒーローも、彼の使用人も、ヒロインの家族も皆いい人で、かつコミカルな語り口で面白かったです。
再読したいと思います。
察してちゃん!
この国の貴族令嬢って(察してちゃん)しかいないの?女も男も(察してちゃん)は疲れるよね。 察しなくてはいけない方は才能がいります、相手を観察する時間も、忙しい宰相には無理でしょう。才能も無いし。
でヒーロー、ヒロインに出合います。全部口に出して正解も言ってくれます、腹の探りあいも化かしあいもしなくて良い。その上打算も悪意も無い、数学的思考と時間の無いヒーロー、惚れるよねー、この女性こそ正解と導き出す。
ちょっとのめり込み過ぎて本末転倒、仕事しなくなってたけど労働環境改善にはなったかな?
過ぎた(察してちゃん)は毒にしかならない!!反省、反省。
この作家さんの前作が面白かったので今作も読んでみたのですが、今作のヒーローが面白すぎました。ヒロインのことが何故好きになったのかが明確でヒロインも自分の思ったことが率直に口から出てくるのに性格はおっとり系で可愛かったです。