【感想・ネタバレ】帰れない探偵のレビュー

あらすじ

最高。何度も何度も読んだ。この小説を読み直すためにだけでも、十年先まできっと生きていたい。ーー斎藤真理子

『続きと始まり』『百年と一日』が話題の柴崎友香による全く新しい「探偵小説」

「世界探偵委員会連盟」に所属する「わたし」は、ある日突然、探偵事務所兼自宅の部屋に帰れなくなった。
急な坂ばかりの街、雨でも傘を差さない街、夜にならない夏の街、太陽と砂の街、雨季の始まりの暑い街、そして「あの街」の空港で……「帰れない探偵」が激動する世界を駆け巡る。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この作品の『今』っていつなんでしょうか?

ずっと、今から10年くらいあとの話で、パラレルワールドなのかと思いきやそうでもない感じ。

タイトルロールの『帰れない探偵』は家を見失い(?)各国で依頼をこなしながら、異邦人のごとく漂っています。
訳ありの依頼人や連盟の指示に翻弄されたり、危険な身にあったり。
大きな波はなく、淡々と、すこしずつ進展していくストーリー。

職業柄あまり自分出さずに、感情に振り回されることもなく、どこか諦めている主人公ですが、最後の章で少しだけ、そのあたりがほぐれていく感じがしました。

探偵ものとして読むと裏切られた感じがするかもです(笑)

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これは、今から十年くらいあとの話ー。(帯より)

探偵を仕事としている女性(探偵としては平均的?ときには失敗する)が世界のあちこちに派遣され地味だったりちょっと派手だったりする「仕事」を淡々とこなしている(たまに事件が起こる)、感。

オカルトみたいに帰れないのか、とか帰れないけれど帰りたいのか?と思っていたらそうではなく。人間関係にしたって仲間も仲間であってそうでない、ここでの縁が切れたらもう終わり、淡々と次行きます、みたいな。

探偵ものでも異色だろうし、そもそも探偵ものなのだろうか?柴崎さんにしか書けない作品。

不安感、浮遊感を味わいました。また内容を忘れたころに再読したい。

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2026年05月08日

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