あらすじ
著書累計115万部 喜多川泰のデビュー作が新装版になって登場!
ページをめくれば動き出す、あなたの心を奮い立たせる冒険の物語。
【あらすじ】
何の変哲もない、いつもと同じ一日が始まったはずだった。
仕事も私生活もうまくいかず、くすぶっていたアレックスの前に、不思議な少年サイードが現れる。
サイードは九人の賢者を求めて旅をしており、これから最後の賢者に会うことになっているのだという。
サイードの旅の記録である「賢者の書」を読み始めたアレックス。
そこには、サイードの冒険譚と、賢者たちから学んだ人生に成功と幸せをもたらす教えがしるされていて……。
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人間は何度だって生まれ変わることができる。
昨日までの愚者は、今日、賢者として新しい誕生を迎える可能性を持っている。
そして、その可能性はすべての人にある。
そのきっかけになるのは、一人の人間との出会いかもしれない。一冊の本との出会いかもしれない。
何がきっかけになるかはわからない。
しかし、自分が今日を新しい自分の誕生日とするたびに、それまでの自分とは違う新しい人生を始めることができる。
昨日までのその人を知る者は、その変化をあざ笑うかもしれない。
しかし、だからといって、今日を自らの誕生日として、新しい人生のスタートにすることをためらう必要はない。
自らの人生を素晴らしいものにするために生まれ変わろうとするときに、他人がどう思うかなど全く気にする必要はないのである。
(本文より)
【読者の皆様より感動の声、続々! 】
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もっと早くにこの本に出会いたかったとも思いましたが、今の自分だからこそ、この本からの学びを素直に受け入れることが出来るのだと学びました。
一冊の本を通じて、とても貴重な体験をさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
(30代 男性)
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久々に本を読んで感動して泣きました。
とても分かりやすく一気に読み終えてしまいました!頭ではわかっていても実際に行動すること、始めてみること。なかなか難しいですが、この本を読んで勇気が出てきました!
本当に素晴らしい本に出会えたこと感謝します。
感動をありがとうございました!
(40代 女性)
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喜多川先生の本は、ファンタジーと自己啓発が程よくて読みやすいです。今の自分がこのままで良いのかなとモヤモヤしている時期に読めたことに感謝です。
(40代 女性)
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私は人生に行き詰まりを感じていました。仕事も、恋愛も、プライベートも上手くいかず、過去もいいことも無く、未来にもいいことはないだろうと感じてしまうほどでした。そんな時に、好きな喜多川先生のこの本を手に取り再び読んでみました。すると、今の自分に欠けていたものが見えてきました。読んだ時は、本当にハッとされました。今抱いている問題や、そう思っているものは、この本に書かれていることが自分に無かった、忘れてしまったからだと気付きました。内容にありますが、また新しい自分に生まれ変われる時を得たと思います。そんなきっかけを与えていただいた、私を救った作品です。
(30代 男性)
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若い時に出会いたかったと思える本でした。とはいえ、今からでも実行すれば残りの人生が素晴らしいものになるだろうと思えます。息子や孫たちにも、ぜひ読んで欲しいと思います。素敵な本に出会えた幸せを無駄にしないように、これからの自分の生き方を改めて行きたいです。人生のバイブルとして大切にしていきたいと思います。
(60代 女性)
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
人生はパズルピースから作り上げられる一枚の絵で出来ているんだよ。自分の人生で起こることは全て自分に必要なことなんだ。という考え方が素敵だなと感じた。同時に、それはある程度自分の運命が定められているものという前提の話だなとも思った。
Posted by ブクログ
生活に疲れたアレックスは仕事から逃げ出し単身、旅に出る。旅先で出会ったサイードも9人の賢者に会う旅の途中。居眠りしてしまったサイードが持っていた賢者の書を読ませてもらったアレックスは大切なことに気づく。
①行動の結果として手に入れるものは成功か気づきか学び
②人間には無限の可能性がある
③自尊心と他尊心を高める
④まず真剣に考えるべき事は何になりたいかではなく、どんな人になりたいか
⑤今日一日、成功した自分にふさわしい過ごし方をする
⑥時間を投資して信頼、人脈、人望、知識を手に入れる
⑦誰かを幸せにできないかを探しながら生きる
⑧自分が一番よく聞くのは自分の心の言葉。自分を認める言葉を自分に聞かせ続ける
⑨出会う人、出来事に対して心から感謝する
最高の賢者とは多くの人からいろんなことを学べる素直な心を持つ人。
Posted by ブクログ
主人公のアレックス同様、自分のネガティブ思考、他責思考、怠惰さを深く反省した。
明日から自分も賢者になれるように賢者の書の教えに従い、幸せに生きられるように努力していきたい。
Posted by ブクログ
◯明日から活かすこと
・悪いことも全て人生に必要なピースと思う
・自分の伝記を読んでいる人がこいつは絶対成功すると思うような行動を取る
◯メモ
・大切なのは、必要なピースを集めるためにできるだけ多くの行動を起こすこと、そして、行動の結果返ってきたものをよく見て、どうやってこれを使うのかを考えること
・手にしたピースがたとえ期待していたものと違ったり、今の自分には耐えられそうにもないほど辛いものに思えたとしても、それは人生における失敗ではない。かけがえのないパズルのひとピースを手に入れるという、大事な経験である。
・自尊心と同じ高さにまで他尊心も高める
・何になるのかは重要ではなく、どんな人間になるのかが重要
・人生というのは一冊の伝記を完成させるようなもの
・自分の伝記を読んでる人が、こいつは絶対成功して当然だと確信できるような1日にすること
・お金のためではなく、時間を投資する。それで受け取ったピースが思い描いてたものとは違ったとしても大きな絵の一部となる。
・成功者は必ず他人を幸せにすることを探す人々である。
・その人に起こるすべての出来事は、その人が発したり、心の中で思い描いたりする言葉に起因する当然の結果に過ぎない。
・今の自分が、成功している、あらゆる幸せを手に入れられる人生の途中にいるということを認める言葉を、自らに聞かせ続けることによって、さらに大きな成功が手に入るのである。
ストーリー性のある自己啓発本
少年サイードが旅に出て9人の賢者と出会い、「人生の成功とは」を学んでいくお話。
賢者との出会い・サイードに出される課題・賢者とサイードの会話など、ストーリーがしっかりとあり、読者がサイードと一緒に順を追って教えを学べるので理解が深めやすいなと思った。
特に、第四の賢者の「どんな人間になりたいのかを考えること」という教えが心に深く残った。
『「この職業になれたら幸せを掴める・成功する」というものはどこにもなくて、成功は人に着いてくるもの』というのは本当にそうだなと思った。仕事が幸せや成功をもたらしてくれるのではないなとハッとさせられた。
唯一もやっとしたのは、最後サイードはどんなビジョンが見えたのか具体的に書いてなくて読み手の想像による感じであったが、どんなビジョンだったのかが気になった。