【感想・ネタバレ】証言 細野豪志 「原発危機500日」の真実に鳥越俊太郎が迫るのレビュー

あらすじ

首相補佐官として、東電本店に常駐、後に原発事故担当相に就任した政治家が見た原発事故収束までの500日間。菅首相の現地視察、東電の撤退提案、自衛隊による放水、「最悪のシナリオ」作成・・官邸、東電でそのとき、何が起きていたのか。決断の過程で、政治家たちは、東電幹部たち、そして細野氏はどう動いたのか。ジャーナリスト鳥越俊太郎が、原発事故に対峙し続けた男に問う。初めて明かされる「500日」の真実。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

震災のとき官邸でどんなことが起きて、どんなやり取りがされていたのか?
細野氏の目線からだけなので全部が正しいとは限りませんが(思い違い、記憶違いもあるかもしれないですし)、ひとりの人の目線から語られていることでより詳細でわかりやすく理解することができました。
自分の記憶が風化する前に語りたいというのは、とてもよいことだと思いました。
私も震災で怖かった記憶が、日常に紛れていくうちにどんどん薄れていることを自覚しているので……。
官邸サイドのどこか幕越しにしか分からなかったことが、この本で身近に感じることができました。
当時の報道から、何もしてないように思えて不安でしたが細野さんの視点で菅元総理等いろいろ美化されてるのでは? と思うところもありましたが、思っていたより官邸サイドがまともな動きをしていたように感じました。
他に当時のことを語ってくれている政治家や現場の人はいるのでしょうか? あれば読んでいろいろ比較してみたいなぁ。

0
2012年11月22日

「ビジネス・経済」ランキング