【感想・ネタバレ】夏を喪くすのレビュー

あらすじ

範子―偶然目にした詩が、自分たちを捨てた父親の記憶を呼び起こす。陽菜子―意識不明の夫の口座に毎月お金を振りこみ続けていた人物と対面。咲子―不倫と新たな恋。病気を告知され自分の願いがわかる。麻理子―行方不明の親友と暮らしていたNYのアパートを、7年ぶりに訪れて。―その瞬間、4人の女性は何を決意したのか? 『楽園のカンヴァス』で2012年文芸界の話題をさらった新星が揺れ動く女性たちの心情を描いた傑作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

短編小説のようになっていて、
それぞれが女性の物語であった。

私が印象に残ったのは、夏をなくす。

夫の心舞い上がってるっていうメッセージを見た時の主人公の強さ。
自分も不倫してるからただ頭を抱えただけなのかもしれないけど。

乳がんになったことを夫に言えなくて、不倫相手とは関係がおわりそうで。

そこであの決断をしたあの島に残るとして、生き抜くことを決めた女性は強いとおもった。
青柳が事情を抱えているのも驚いた
幸せになって欲しいとおもう

青柳が海におしっこしてるシーンで
海とセックスしてるみたいって言ったセリフが
何故か頭にすごく残る

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

かなり好き!
表紙が素敵で買った。限定かばーだったらしい。
1話がまず重い。主人公に起こること全てが苦しくてドキドキして胸が苦しくなった。主人公の父親のことを嫌いになりきらないところ、娘を見捨てきれない父親、好き嫌いだけでは割り切れない感情が心を揺さぶってきた。
2話もかなり重い。でもかなり好きなお話。
全体的に文章もさくさく読めていい。浮気とか不倫が出てくる話は基本好きではないが。世の中こんな不倫してるの?キモすぎない?無理

最終話だけあんまり響かなかったので星4
ほぼ寝取りってこと?けど相手の男も行為中にクロの名前を呼んでいたの気持ち悪すぎる、結婚後も普通に友達として会おうとする主人公キモイ。個人的感情すぎるけど友情に対する裏切りがいちばん嫌いだからムカついた。勧善懲悪が好きなのでこいつらが人生成功してますみたいのもきもい。まあ描写的にもやらかしてしまったことに対する気持ちを抱えて生きていくんだろうけど、当たり前だろと思う。

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2026年06月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

絶対過去に読んだことある、と読み始めて気付いたけど、また最後まで読んでしまった。なんとなく後ろめたい、人に言えない事情や過去を持つ女性たちの話で、私が状況に共感できるという人は別にいないのに、気分悪くならず最後までスラスラ読める。不思議。文学として優れてるんだろうなあと思う。
性欲あった方が人生楽しいのかもな〜と思ったり、そのせいで人生破滅することもあるんだろうな〜と思ったり。

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

天国の蝿
岡崎明日香
範子の娘。神戸の国立大学に入学。

範子
小さな製菓会社の総務で働いている。旧姓阿川。

範子の夫

範子の母

範子の父

片桐忠雄
範子が学生時代にバイトしていたファミリーレストランのウェイター。


ごめん
杉本陽菜子
純一が事故にあったとき恋人とプーケット島のコテージにいた。広告代理店勤務。

純一
陽菜子の八歳年上の夫。勤務先のゼネコンの建設現場で事故に巻き込まれ、意識不明の重体。

純一の母

正哉
陽菜子の十歳年下の恋人。陽菜子とは同じ会社の他部署に所属。

日枝努
純一の高知赴任時代の同僚。

おりょう
屋台のおかみ。


夏を喪くす
野中咲子
透とは建築設計・開発プロデュースをする小さな会社「ユニテ都市研究所」の共同経営者。四十歳。

青柳透
咲子とは建築設計・開発プロデュースをする小さな会社「ユニテ都市研究所」の共同経営者。

竹沢
ユニテ都市研究所の所員。

高見
ユニテ都市研究所の所員。

渡良瀬一
咲子の体の異変に最初に気づいた。青柳と参加したコンペの審査員だった。


最後の晩餐
麻理子
マリコ・チグサ。ニューヨークに移り住んだ。

ジュゼッペ・セラーノ
ナポリ出身のイタリア人若手建築家。

クロ
サクラコ・クロキバヤシ。行方不明になって六年。

ミセス・キャンベル
アパートの大家。八十七歳。

ジェフリー・スミス
クロが勤めていたチェルシーのギャラリーのディレクター。

ミランダ

リンディー
ジェフリーの自慢の妻。

マシュー
ジェフリーの一人息子。

イアン・クロフォード
八年まえ、メトロポリタン美術館のアシスタントキュレーターだった。二年前にキュレーターに昇格。

ミズ・ジョセフィン・ウィリアムズ
不動産業者。



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2026年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

身近にいればできれば関わりたくないな…と思ってしまう主人公が多かったが、特に「夏を喪くす」にはスッキリとした読後感があった。
夫、恋人、仕事。乳癌の宣告をきっかけに様々な葛藤を乗り越え、自分の人生を改めて歩み出そうとする主人公の強い意志が感じられたからかもしれない。
どうしようもないくらい暗い状況なのに、描かれる沖縄の描写はとても綺麗で、スラスラ読めてしまった。

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2024年09月16日

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