感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
続きが気になって一気読みしちゃいました!
叙述トリックによるどんでん返しめちゃくちゃよかったです^_^
梶原さん、山上さん、吉田さんたちの嫉妬や脅しを巡ったドロドロや麻美と奈未の母親のエピソードなど、全体を通して普通の感覚では理解できない女たちの描写が多い中で、麻美がゆり子の笑い方を不快に感じるシーンなど絶妙に共感できてしまう些細な描写もあったのが個人的に好きで面白かったです!
元々真梨さん好きでしたが、デビュー作がこんなに強烈だったと知ってより好きになりました^_^
Posted by ブクログ
いいねぇ。夢に出てきそうな、自分も大丈夫だろうかと心配していまうような、そして好奇心ですぐに調べてしまうくらいの気味悪さといいぞくぞくする感じ。
このような目には見えない菌やウイルスは本当に怖い。知れてよかった。
普通に学びになった。
Posted by ブクログ
久しぶりの真梨作品。
安定のドロドロイヤミス
地の文っぽいところとそうじゃないところが混ざってた理由がわかってスッキリしたけど、最終的に誰も幸せじゃない終わり方すぎた…
謎の感染症×女の嫉妬こわすぎる。
やっぱりイヤミスの女王はレベルが違う。
Posted by ブクログ
読書備忘録675号。
★★★★。
フォローさせて頂いている方が気持ち悪い気持ち悪いと連発していたので読みました。笑
チャレンジャブルな小説でした。
ヌルヌル、ぴちゃぴちゃ的なエロ・セックス小説であり、女の恨み・妬み・嫉妬をこれでもかと盛り込んだ小説であり、トリックミステリー小説。
物語の中心で気持ち悪さを発揮しているのが孤虫症というSEXで感染する寄生虫病。
モデルは芽殖孤虫症で、致死率はほぼ100%。これまで世界で18例しか症例がない。
皮膚にブルーベリーのようなぶつぶつが出来、その中に孤虫症の幼虫がうじゃうじゃいるというもの。ゾゾッ。
実際には、成虫が見つかっておらず、すなわち終宿主がなんなのかがわからない。
この小説では、ある女性の血筋の人間が終宿主だった、という気持ち悪いものです。
あと、タワマンに住む階でヒエラルキー構造を作る女達の恐ろしさ。なぜ、そこまで人より優れていたいのか理解に苦しむ。それも、人間性ではなく、薄っぺらい表面だけで。
しかし、ここまでストレートに表現する真梨さん、全然嫌いではありません。笑
機会があれば別の作品も読んでみよ。
Posted by ブクログ
2005年。第32回。
「殺人鬼フジコの衝動」は小学時代だけ読んだことある。同じトーン。
1章は麻美の視点。東京郊外のタワマンの8Fに住む。夫は仕事忙しく(早く帰ってこられても困るが)、娘は中学受験でカリカリ。週3アパートで3人の男と関係をもつ。神経症ぽい。
2章は妹のナミの視点。インディーズバンドリーダーの夫とはうまくいってない。義兄にほのかな思いを寄せる。麻美のタワマン住民と関りを持ち始め。
小説がでてきたり、だんだん話の流れがあれ?となり。
あー、そうなるんだ。
全体的にエロ、悪意、虫。肉はよく焼いて食べよう。刺身も気になるなぁ。
トヨザキさんが絶賛のあとがき。
Posted by ブクログ
やっぱり真梨さんの作品だーと思った。
しかし、謎の寄生虫が気持ち悪すぎる。
しかも、何人も亡くなるし。
お姉さんじゃなかったのかと騙されたが、姉妹とも結果あの人達に殺されたなんて。
さすがに、後味が悪かった。
でも、やっぱり真梨さんの作品はエグくて面白い。