あらすじ
アメリカ次期大統領候補の若き議員が、教会で眩い光に打たれ謎の死をとげた。議員には死霊が憑いていたとの話もあり、事態を重く見た政府はバチカンに調査を依頼。平賀とロベルトは、旧知のFBI捜査官ビル・サスキンスと共に、悪霊を閉じ込めているという噂のゴーストハウスに潜入する。そこでは、政財界の要人しか参加できない秘密の降霊会が開かれていて、さらに驚愕の事件が発生する。天才神父コンビの事件簿、第6弾。
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Posted by ブクログ
やっぱり面白い!!
ただ、前作同様人物名が…
って感じでまた誰だっけ状態発動( 笑 )
しかも今回は科学ミステリー的な感じで…
数式がどうとか化学反応がどうとか
おまけにアインシュタインやら
宇宙のブラックホールやら出て来て
文系の人間にとっちゃ訳分からんです(笑)
だけどストーリーは面白い!!
やっぱり最後はあのお方のお出ましでしたねー( 笑 )
結局ビルの家族は何だったのか、
ローレンがどうなるのか気になるー!!
Posted by ブクログ
安定のジュリア司祭でしたね!
彼が最後に登場してくれてむしろ安心しました。
でもジュリア司祭の罠にも平賀とロベルトの絆は破れない!という王道の流れが楽しいです。ビル捜査官もガッツリ出演でメインメンバー揃った話は楽しいですね。ちょっとビル捜査官のご家族が心配ではありますが。
次巻も楽しみです!
Posted by ブクログ
シリーズを読み進めている途中。
途中から「これサスキンス一家がやばかったらどうするんだ?」って思って不安に思っていたので、終盤の展開に「やっぱりな…」となりつつ、エピローグの兄弟のやりとりにゾッとした。最後が一番ホラー。ビル頑張ってほしい……。
マリニ―議員やニック司祭の死という調査のそもそもの発端、解決すべき事件、絡んでいる過去、の調査自体はさくさく進むので、「背後に蠢いてるヤバいものは一体何か?」「で、その仕組みは??」が気になるのと相まって読みやすい。
Posted by ブクログ
大筋はオカルト科学的な感じで、それはそれで楽しめました。
最後のビルの家族がホラーでした。
話の流れも面白いけど、毎回最後が一番面白いです。
Posted by ブクログ
第6弾
プロローグ 死霊に憑かれた貴公子
第一章 星条旗とペテロの鍵
第二章 合わせ鏡と蜘蛛の迷宮
第三章 人体消失
第四章 そして奇跡調査が始まる
第五章 二つ頭の蛇は卑湿地に棲む
第六章 ラプラスの悪魔
第七章 あらゆる謎は解かれ、そして危機は訪れる
エピローグ 失われた世界と世界からの遁走
Posted by ブクログ
奇跡でない証拠がアインシュタインとか、果てしなく数式で困難だったけれど
数学に疎いビル捜査官の存在に大分救われ、読みやすかった。
犯罪内容が想像するとグロくて、文章でよかった。。。
今回、犯人たちは割とすんなり?殺されてしまったので
動機が分からなかったけれど。。。
と思いきやラスト怒涛の新事実発覚。
ビル捜査官の両親
ジュリアからロベルトへの発言の意味
ローレンの素性
今後、どうなるのだろう。。。
Posted by ブクログ
すごい!この巻の科学はずごい。
科学の技術にはまだ無限の可能性がある。と、言わざるをえない。
不確かなものをここまで「やれそうなきがする」と思わせるのがすごい。
Posted by ブクログ
理系科目は壊滅的だったので全然理解できてないけど巻を重ねるごとに大掛かりになってきてるのだけはなんとか把握した。P336のと多分仕組みは同じなやつに今年の夏に参加してみたけど確かにめまいとか浮遊感とかは感じた。私が参加したのは迷路じゃなくてただの空間だったけどなかなか面白かった。
ロベルトのアメリカ料理に対する反応に思わず笑ってしまった。確かにロベルトには厳しいかも...(笑)
一回で終わると思ってたビルもなんだか不穏な感じでどうなるんでしょうかね。
久々?のジュリア司祭の登場も今後が楽しみですね!!
そしてローレン!!待ってた!!次の短編集にも出てるんですよね?早く読みたい!!
Posted by ブクログ
不思議体験ができる幽霊屋敷。磁場とか云々のせいと種明かしされてもちょっと行ってみたい。頑張って遊園地にこういうの作ってくれないかな。
今回も美味しいとこどりのジュリア司祭。手札のカード今までほとんど取られっぱなしですが、これから挽回できるのでしょうか。そしてビルも立ち直れるのか、ローレンはと伏線の回収が不可能なほど増えてしまってますが果たして外堀埋められていく中彼らがどう進んでいくのか楽しみです。負けっぱなしじゃなくてそろそろ勝ってほしいな、ひと泡くらい溜飲下げる何かを。
Posted by ブクログ
「バチカン奇跡調査官」シリーズなのに、当の2人は今回も「奇跡調査」してない(笑)
今作も面白かったです。ハズレは4巻だけだったな。
前半であからさまに「この人重要人物ですよー」という書き方をしてあったので、何故こんなに見え見えな伏線の張り方なんだろうと疑問だったんですが、まさかの「両親は敵」というオチが来て、なるほどと思いました。
あの展開があるなら出し惜しみする必要なんてないもんな(笑)
ブラックホールの説明あたりは高校の地学で少し習ったなぁと思いつつ、あまりに高度すぎてチンプンカンプン。物理は分からん。
平仮名で書かれた「魔法の言葉」はどう見ても(読んでも?)数式だったので、脳内で書き換えてみようと思ったんですが、理系ですらなかった私は、ギリシア文字はともかく「ばー」と「まいなす」や「わん」と「いち」の書き分け方が分からず断念。
もしかして切るところが違うのかなー。気になる。
ネタばらしの解説はいつもにもまして意味不明だったけれど、話としては面白かったです。これぞまさしく「キャラ読み」だわ…。
Posted by ブクログ
巻を増すにつれ、トンデモトリックレベルが跳ね上がっている……ついにSFの領域にまで足を踏み入れてきた……。それにしてもこのシリーズ、「超常現象を科学的に解明する」ための、筆者の発想の数々には感服します。
話も終盤にさしかかってから矢継ぎ早に奇跡のタネが明かされていくのは毎度のことですが、なぜこうも急ぎ足にななってしまうのか……今作はラストで新しい展開もありますが、そのあたりもバタバタの中に紛れてしまって少々残念でした。そして暗号全文の種明かしはないの……?(汗)
Posted by ブクログ
この人の書く話はほんと、状況設定が上手くて毎度毎度、お前らは何しにどこへ行くの?どうしてそんな飢えた狼が口を開けているようなところに放り込まれるの?生きて帰れよ?頼むから生きろよ?と思う。
そして、毎回恒例の命の危機にはちゃんと瀕してました。ロベルトは強健。
トリックについての感想:ついに物理の世界へ。心臓止まるのは予想がついたけど、消失でそう来るとは思わなかったな……。
この本の著者の勉強量は凄いと思う。似非科学にしてもそれを書く時に周辺を一度勉強してるだろうから、おーおーーーと読みながら唸る。
ラストで、ローレンに対して絶叫。どうなるのだろうか。気になる。