【感想・ネタバレ】つっこみ力のレビュー

あらすじ

世の中をよくしていくために、「正しい」議論をしていこう! ってそれは大いにけっこうですけど、でもその議論、実は誰も聞いてなかったりなんかしてません? ちょっと、エンターテイメント性に欠けてない? そこで本書でおすすめするのは四角四面な議論や論理が性にあわない日本人におあつらえ向きの「つっこみ力」。謎の戯作者パオロ・マッツァリーノによる本邦初の「つっこみ力」講演(公演)会、おせんにキャラメルほおばりながら、どうぞ最後までお楽しみくださいませ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

・どんなに論理的に正しい批判だろうが、正論だろうと1人でも多くの人に伝わり、納得してもらわない事にはなんの力も持たないのも真理

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2019年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分はボケかツッコミかでいうと、明らかにツッコミです。
更にツッコミを鍛えたいと思って買った本ですが、予想していた内容とはかなり違いました。
それでも、これは面白かったです。

笑いの効用、ツッコミを入れることのメリットを詳しく書いていて
「人は正しさでは動かない。面白さで動く。」
「ツッコミは全面攻撃ではなく、笑いによって相手に逃げ道を確保してあげている」
人と接するときに、必要ですよね。笑い。

0
2012年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

4年前くらいに読んだのを再読。

語り口はふざけているが、ジャンルとしては社会学になるのかな。

つっこみは大事ですよ、何事にもつっこんで行きましょうと言ってしまう本当にふざけた印象を受けてしまいますが、正しさのみを軸にしている、論理力や、批判力は、結果として何も生み出さないが、つっこみは面白さという付加価値を産むという考えには大賛成です。

ドキュメンタリーは真実である、
統計グラフを見ても全く疑わない、
そんな人には是非本書を読んでみてほしい。

人の手を介した時点で、それはもはや真実では無い。
データは湧いてくるものでは無い。

0
2012年05月27日

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