【感想・ネタバレ】骨董屋(上)のレビュー

あらすじ

19世紀、イギリス産業革命の激動の時代を背景に、祖父に引きとられた純情無垢な少女ネルの辿る薄幸の生涯を描く大作。祖父は骨董屋を経営していたが、ネル可愛さの余り一獲千金を夢見て賭博に手を出し、破産してしまう。骨董屋は高利貸クウィルプに差し押えられ、ネルは老人とロンドンをあとに、あてどない旅に出る。美と醜、善と悪、さまざまな対立を描きながら、波瀾万丈の物語の幕が上がる。

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Posted by ブクログ

ネルのおじいさんを思う姿が切ない。
ギャンブルにハマる人の愚かな興奮した感情は、いつの時代も同じなのだな、と感じた。

「骨董屋」というタイトルのわりに、早々に骨董屋を失業してしまい、話の筋に職業はからまない。
下巻では何か意味を持つのだろうか。

このお話にも、特徴的で強烈な個性を持った人物が沢山現れる。そこが面白い。
画面がバタバタと切り替わり、少し粗削りだと感じる話だが、この先どうなるのか。
下巻へ。

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2021年12月31日

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