【感想・ネタバレ】ザ・ベスト・オブ・サキ(1)のレビュー

あらすじ

「……サキの短篇はコッソリひとりで楽しみたい本に属する。おかしな奴に教えておかしなことでも言われたらせっかくの貴重な発見が安っぽくなって困るからだ」(A.A.ミルン)。残酷さとユーモア、とぼけた語り口、簡潔な文体で、心の暗部を描き出すサキ。新訳4篇を含む86篇を発表順に編集して2冊で贈るサキの決定版。本巻には、人間の醜聞を次々と暴く、言葉をしゃべる猫の話『トバモリー』をはじめ、『ハツカネズミ』『エズミ』など44篇収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

イギリスの作家「サキ」の短編を作品発表順にまとめた一冊。
一巻、二巻とあってこちらにはサキの代表作であり傑作でもある「スレドニ・ヴァシュター」や「開いた窓」などが収録されています。

非常に読みやすいため、70余年ほど昔の作家なのに古くささは一切感じませんでした。一編がとても短いので(作品によって大体5枚〜7枚くらい)通学、通勤電車で読むのがおすすめです。

クローヴィス・サングレールやヴィアラが上流階級の人々をやり込めるのがなんとも痛快でした。
素直に面白いと思える贅沢な一冊です。

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2013年11月09日

Posted by ブクログ

短編集。全44話。

以前、『サキ短篇集』を読んで以来、すっかりはまってしまって、ベスト1・2を買っちゃいました。んで、読んじゃいました(笑)

前に読んだ作品もあったけど、ほとんどおもしろかったな〜。奇妙な味って言うの?阿刀田高さんと似た作風。エスプリに富んでて、ブラックジョークが効いてて・・・。

なんでこんな少ないページ数でキリッとまとまった文章ができるの!?さすが短編の妙手です。感心です。

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2009年10月04日

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