あらすじ
神仙の血をひく歳国の半仙王子・黎鳴の正式な婚約者となったいささか心配性だが、いたって善良な娘・鈴花。相変わらず名前を呼べば"召喚"してしまうものの、頬をむにむにされるお仕置き(?)にドキドキしっぱなし! そこへ黎鳴に暗殺を仕掛けた過去を持つ王太子・元陽が帰城するとの報せが! 鈴花は一大決心し、黎鳴に「あなたの楯になります!」と大告白! ……なのに、彼の機嫌が悪いのはどうして!? 俺様王子と弱腰嫁の立場逆転! 言いなり中華ラブコメ第2弾!
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Posted by ブクログ
久しぶりに文庫を読みながら、クスって笑っちゃいました。人がいるところで読むのはやめといた方がいいかもしれません。
今回は黎鳴の兄の王太子元陽が都に戻って来るということで、王太子一派との対決?かと思いきや、意外と元陽がいい人で、最後はいい意味で予想を裏切られました。
鈴花の側の気持ちは余り変化は感じられなかったですけど、黎鳴が鈴花をかなり好きになっているのが感じられました。
宴の最中に、つい黎鳴の名前を呼んでしまった鈴花に、琉琉に言われるままくさい芝居してたのはまだしも、鈴花に「この身を捧げます」なんて言われてうろたえて、それが別の意味だと分かったときにがっかりしてたり、子犬に変化して鈴花に諜報活動を行ってたり。鏡も何気に渡してたくせに、夜なべしてがんばって自分で作ってたり、なんか黎鳴がかわいいです。
せっかく、結界を張って誰も来ないようにしてから鈴花にエッチなことをしようとしてたのに、景影によって破られちゃったのは、ちょっとかわいそうでした。いいところだったのに。。。
次巻も是非黎鳴のもやもや度UPを期待です。