【感想・ネタバレ】武士(おとこ)の紋章のレビュー

あらすじ

関ガ原の後、石田三成の義弟の妻だった真田幸村の実妹の於妙(おたえ)を娶り、睦まじく添いとげた滝川三九郎。その、運命に逆らわずしかも自己を捨てることのなかった悠然たる生涯を描いた表題作。父弟と袂を分かって家康に仕え、信州松代藩十万石の名君として93歳の長寿を全うした真田信之ほか、黒田如水、堀部安兵衛、永倉新八など、己れの信じた生き方を見事に貫いた武士(おとこ)たちの物語8編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

書店をふらついていてタイトルに惹かれ購読しました。

己の生き方を貫いた武士(おとこ)たちの物語です。

どの作品のどの人物も憧れるような格好良さですが、私が一番好きだったのは明治から昭和にかけて日本の植物学を牽引した牧野富太郎氏の話でした。

私は本来武将好きにもかかわらず、今回この牧野氏の植物を愛しそれを一生のものにした生き方に非常に感動し、一本筋の通った本物の武士を知った気持ちになりました。

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2012年12月18日

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