あらすじ
京の八坂下、夢見坂の骨董屋「遊壺堂」を営む柚木征次郎。御一新の世の中で移ろう世間の価値観に抗って、日本古来の文物を守ろうと西洋化の波と対峙する。骨董をただの“もの”として西洋に売りさばこうとする輩と文化の価値を信ずるものとの戦いは、自ずと過酷なものとなっていくのだが……。前作品集『骨董屋征次郎手控』につづく、骨董屋シリーズ第二弾にあたる傑作時代短編小説集。(講談社文庫)
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骨董屋征二郎をシリーズ化して!
二作目もあっと言う間に読み終えました。
今回も骨董の奥深さや、幕末から明治に変わる時代のダイナミズム
や、小染との色恋話の展開など、本当に興味深い、エンターテイメントでした。
新に夫婦となった二人の明治での暮らし振りを、読んでみたい!
お願いします!
Posted by ブクログ
2019/2/20
続編。
読んでる間は征次郎に同調して怒りに打ち震える。
私腹を肥やすために日本の宝を流出させるなんて!って。
でも最後ちょっと曖昧になってしぼんだ。
坂東文次郎が全部持って行った。
まあそんな巨悪を倒されても話が変わるような気もするけど。