あらすじ
文学は、私たちの人生や社会に対して、どんな意味があるのだろうか。──
人間の生を真摯に見つめ、現代の問題群に挑み続ける小説家が、文学の力を根源から問う。大江健三郎、瀬戸内寂聴ら、先人たちの文業にも触れながら、芸術や社会へと多岐にわたる自らの思考の軌跡をたどり、読者を新たな視座へと誘う。
『ある男』『本心』『富士山』を執筆しながら、平野啓一郎は何を考えていたのか。創作と時代を映すエッセイ・批評集成。
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Posted by ブクログ
秀作。
読む度に作者の見識の高さを感じさせられる。
戦争についての内容が多い。作者は戦争を体験した世代でないのを踏まえながら。
森鷗外の良さは分からない。三島由紀夫は凄い作家だと思う。
分人は面白い発想。人は場面毎に色々な顔を持つが全てその人なのだと。なるほどと思わされた。それでいいんだと。