【感想・ネタバレ】アランの幸福論 Propos sur le bonheurのレビュー

あらすじ

時代を超えて読み継がれる“幸せに生きるための知恵”

「幸福論」と名のつく本は、世の中に多く存在しています。なかでも世界中で翻訳され古典的に読み継がれているのが、ヒルティ、ラッセル、そしてアランによるもので、これらはよく、世界の三大幸福論と言われています。
とりわけアランによる『幸福論』は、「哲学を文学に、文学を哲学に」変えようとする独特の文体によって日本でも昔からファンが多く、学生からビジネスマン、経営者まで幅広く親しまれてきました。

本書は、93編のプロポからなる原典(英語版)から、とくに印象的で、わたしたちの心に響く200の名言を訳出し、7章に分けて再構成したものです。
ここに収められた、短くも含蓄の深い考察、そしてその軽妙な語り口は、現代においてもけっして古びていません。むしろ、あふれる情報ときびしい競争社会に生きるわたしたちにとってこそ有用となるであろう「人生の知恵」に満ちた内容となっています。

本書があなたの人生の幸福のヒントとなれば、これほどうれしいことはありません。
(「はじめに」より)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この本を読んだ感じでは、「感情」というものを一つのキーとして捉えているように感じた。幸せになろうと思ったら、まず、自分自身で幸せだと思うが大事だということを感じました。

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2012年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アランはペンネーム
世界の三台幸福論、アラン、ヒルティ、ラッセル

不安は飲み込まず吐き出す。
病気の真似事ではなく健康の真似事をする=想像力の力
感情ではなく態度をコントロールする。感情を追い払うことはできないが、態度は変えられる。
自分を役者と捉える。うれしいときも悲しいときも。
その場にふさわしい行動をする。態度と行動は自分で変えられる。
済んだことは後悔しない。「後悔は罪である」スピノザ

寒さに負けない方法は、寒さを喜ぶこと。喜びをもって生きる。
過去をあてにしない。もっと~しておけば、は怠け者の言い訳。今すればいいのだから。
人は運命の袋を背負って生きている。袋の中には、それについて回る運命が入っている。
進んで行動する=困難を進んで受けて立つと幸福になる。
微笑む。どんな状態も喜んで見せる。
礼儀正しさを学ぶ。礼儀とは習慣。学んで身に着けること。
希望を抱く前に、始める。始めなければ希望も起きない。
駆け足で物事を見ない。みんな同じ景色に見えてしまう。
不幸になることは簡単、幸せになることは難しい。だから努力する。
幸せの一つの秘訣は、不機嫌を気に留めないこと。
まずこちらがほほ笑む。
幸せになると決意する。すぐに幸せになれる。
自分の不幸を話さない。

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2022年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ディスカバー社のニーチェに続くシリーズ。幸福についての200項目。
①笑顔でいる。②不安は無意味な動揺③幸福を演じる④自ら実行する⑤練習を重ねて身につける。⑥人生をとことん楽しむ⑦人を楽しませる⑧自分が幸せであることが最大の貢献⑨目の前の現実に集中する⑩自分の不幸を話さない。など当たり前だけど大切なことが書いてあり忘れないように心の原っぱに育てていけば幸せになる確率が高まりそうだ。

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2011年10月08日

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