【感想・ネタバレ】なりすましのレビュー

あらすじ

ある朝、夫婦でブックカフェを経営している和泉浩次郎が娘の杏奈を連れて出勤すると、妻エリカが店内で惨殺されていた。その捜査の過程で、エリカが戸籍を偽っていたことを告げられる。妻はいったい何者で、誰が殺したのか? 激しく動揺する和泉だったが、実は彼も戸籍を偽る「なりすまし」だった。焦燥する和泉を嘲笑うかのように、娘の杏奈も殺されてしまう。いったい彼の周囲で何が起きているのか……? 戸籍売買、無戸籍児、そして「なりすまし」──暗部を描き切った社会派小説の傑作!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。
導入部で一気に心を持って行かれ、次々に明かされる事柄、そして彼らにとっての正解は何だったのか…犯人はなんとなくわかったが、そういうこと⁈って感じにはなった。
この2人の今後の物語、いつか読みたい。

0
2025年08月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

序盤から物語の終盤まで謎が繋がっているため、続きが気になり読み進める手が止まりませんでした。
登場人物の関係が二転三転することで物語を複雑にしていき、誰も信じられない怖さを感じる作品です。
最後は少しミステリーの話過ぎるというか、やり過ぎな気もしますが、面白い作品でした。

0
2025年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

店頭でたまたま見つけてあらすじが興味深かったので購入!戸籍売買の映像作品を見たことがあるが、それよりも踏み込んだ内容だった気がする。こういうことが現実で行われているのかと気になった。第8章までとてもテンポ良く進んでいき、とても面白いが最終章からの駆け足具合とフィクションだからできる感が少し物足りなく感じた。

0
2025年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大変楽しく拝読させて頂きました!
読み終えて、狭い交友関係の中でそんなになりすましている人が?!と驚いてしまいました。
しかもAさんが実はBという名前で…それも違ってCという名前で本当はDでした。なんて、
どんでん返しどころではないひっくり返り具合で、読みながら頭の中が大混乱しました。
作中でさまざまな理由で戸籍がない人、
ちがう戸籍が欲しい人がでてきて
どうしたら彼らが生きやすい世の中になるのかとも考えさせられもしました。
戸籍が簡単に作れてしまう、というのはもちろん良くないが本当に必要としている人たちも
作ることが困難になる制度は改善の余地があるのでは…と考えてしまいました。
登場人物たちがみな他の戸籍を使うことがなければ、最初の事件は起こらなかったはずなのに、と
物語ながら悲しくなりました。
しかし読み応えがあってとても面白かったです!

0
2025年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

気になるテーマの作品だったため、スラスラ読むことができた。
ただ、登場人物の名前がでてきても、これは誰だっけ?となることがあり、わからなくなる点はある。
終わり方が少しかけ足だったなと思った。

0
2025年10月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2025/05/16予約1
殺された妻は戸籍を偽っていた。実は夫も戸籍を購入して他人のなりすまし。妻は知り合いと戸籍交換をしていて、その戸籍も手に入れたものだった…題材が興味のある分野だったため期待して読み始めたが、現実感が感じられず途中からなえてきた。
辻堂ゆめ『トリカゴ』
のほうが好みだったかも
戸籍売買など気になる問題なので、この先も他の著者の作品も含め読んでいきたい。

0
2025年08月22日

「小説」ランキング