【感想・ネタバレ】男の系譜のレビュー

あらすじ

織田信長が同盟者・徳川家康の長男信康に腹を切らせたのはなぜか。喧嘩相手の頭目・水野十郎左衛門の屋敷の風呂場で殺された幡随院長兵衛はどんな男だったのか。明治維新の立役者・西郷隆盛が新政府と袂を分ったのはなぜなのか。戦国・江戸・幕末維新を代表する16人をとりあげ、つねに「死」だけを確かなこととした生き方を、現代日本人と対比させながら際立たせた語り下ろしの雄編。

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池波正太郎が歴史上の偉人たちを語り明かす!
戦国の織田信長から幕末維新の西郷隆盛まで、彼らがどんな思いで時代を生き抜いたのか?著者だからこその男の生き方を、現代日本との対比で描く傑作エッセイ。
とはいえ、昭和60年出版の本なので、著者の考え方や表現は古くさい部分もあります。それが気にならないくらい、偉人たちの心の内を読み解く著者の洞察は鋭く、なるほどと思わせてくれます。激動の時代を生き抜いた偉人たちは、今日、明日いつ死ぬかわからない状況において、どう決断してきたのか?ビジネスのヒントにもなり得る良者です。

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