【感想・ネタバレ】「頑張れない」子をどう導くか ――社会につながる学びのための見通し、目的、使命感のレビュー

あらすじ

「やらない」「できない」のは、大人のせい!? やる気や「できる」を増やす声のかけ方や環境の整え方を、ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』著者の児童精神科医と現役教諭が日常生活ですぐに使えるヒントを具体的にアドバイス。 【目次】第一章 子どもが“見通し”をもてるように/第二章 子どもの“目的”を支えるために/第三章 やる気を“使命感”に繫げるために

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。『ケーキの切れない〜』と同じ作者らしく、一つ一つの教育観に愛情が存在していることを実感させられる文体だった。
特に第3章の「義務教育」に関する見方が感情豊かでとてもよかった。
「おわりに」でこの愛情の背景が書かれるのだが、自分の人生よりもよっぽど重苦しいもので、そんな中で、これほど愛情を持って人を見ることができる人がいることに驚いた。読んでよかった。

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2025年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルにある「導く」ことを、著者は示していない。昭和的教育スタイルである強制的な教え込みではなく、子どもたちの状況を鑑み、適切に支援するということである。田中繁富氏が著した「おわりに」が最も印象的で、簡単に「がんばれ」と言ったり、「こうしよう」とアドバイスしてはいけないなと痛感した。ただ、充分に愛を受け、経済的にも余裕のある子供たちは支援する必要はないのか、という疑問を抱いた。

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2025年05月14日

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