あらすじ
文明開化……西洋がはいり込んできた〈東のエデン〉ニッポン、その時代の空気とそこに生きた人々の息づかいを身近に感じさせてくれる、味わい深い作品集。外国人の眼に映じた日本を描いた表題作をはじめ、若き書生たちのユーモラスな日常と揺れ動く心を描いた「閑中忙あり」「ぶどうのかおり」、異界をさりげなく垣間見させてくれる「やまあり」「仙境」など全9話。【解説:赤瀬川原平】
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Posted by ブクログ
久しぶりに読んだ杉浦日名子の漫画。やはり唯一無二、独特の雰囲気は今も色あせない。
明治維新のころの若々しい、生まれたての「日本」で四人の若者が青春を謳歌する。世が世なら大名か旗本の当主であったはずの「トノサマ」本多をめぐる元らしゃめんの女中と許嫁の姫様との駆け引きも微笑ましい。トノサマは今ならディーン・フジオカのイメージデスねw
という「閑中忙あり」は実写化希望。