あらすじ
河原で少女の全裸死体が発見されて、初めて捜査本部に詰めることになった一杉研志。目撃情報から浮かび上がったのは、とかく噂の絶えない小学校教師。その不敵な容疑者が取調官の説得に落ちた瞬間、事件は解決した……。しかし2年後またもや起きた少女殺害事件に、研志の過去までが甦る。『図地反転』改題。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
2017/3/11
グイグイ読んじゃう。
危なっかしくて。
でも最後それ?結局どうなった?
望月氏は冤罪として加賀美は?
証人を襲わせたのは加賀美やろ?
この後どうなったんやろ?
宇津木はどこ行った?
冤罪ってさ、この望月氏みたいなのはホントに同情するし警察に怒りも覚えるんだけど、現実に見るとどうしてもこのパターンとは思えないものがあるのよね。
警察がミスって証拠を認められなかったとかやとそんな奴外に出してくるなよ~としか思えない。
しかもそんな奴に賠償金とかアホらしいし、もしその人が身近に来たとき避けるよな~
で、望月氏のような人との違いがわからない。
1回逮捕されたら終わることがたくさんある。
だからホンマもんの冤罪はアカン。
避け方わからんけど。
普段、名探偵モノなどを好んで読んでいる私はあの冴えない太ったやる気の無い彼が最後に大活躍するのだろうとつい思ってしまった…
Posted by ブクログ
連続幼女殺害事件の犯人逮捕に苦戦をし、やっとの思いで容疑者に辿り着き、逮捕をした警察たち。
刑事の勘、容疑者の怪しい態度、過去の容疑など疑うポイントは山ほどあるが決め手がない。
最終的には自白をもぎとったものの、達成感を味わう主人公に横槍がはいる。
本当に逮捕したのは真犯人なのか。
2年後、また同様の事件が起きる。
この2件だけではなく、昔の事件も別で犯人がいるのでは?
疑惑にかられ調べてば調べるほど怪しい点が出てくる。自分が過去に巻き込まれた事件も本当は…?
最後の終わり方がびっくり。
結局真犯人も宇津木も資産家の遺族に始末されたのか…?
こんな冤罪は本当にあるのだろうか。