【感想・ネタバレ】論点思考 BCG流 問題設定の技術のレビュー

あらすじ

正しい論点で、問題解決力が劇的に向上する!
ロングセラー『仮説思考』の著者が明かすコンサルタントの暗黙知を解説。
ビジネスにおいて本当に大事なことは、やらないことを決めることだ。企業は数え切れないほど多くの問題を抱えていて、それらをすべて解決しようと思っても、時間もなければ人も足りない。仕事には期限がある。こなすことのできる工数も限られている。その中で解くべき問題を設定し、選択し、それに取り組み、成果をあげなければならない。成果をあげるには真の問題を選びとることが大切だ。
この真の問題を著者が25年間勤めたボストンコンサルティンググループでは「論点」と呼ぶ。そして、論点を設定するという、問題解決の最上流に当たるプロセスが「論点思考」である。論点を設定することにより、考えるべきことが絞られ、問題解決のスピードは上がり、解決策を実行したときの効果も高くなる。成果を出すには、「正しい答え」でなく、「正しい問い」「解くべき問題」=論点が重要となる。「間違った問い・問題」に取り組むことは大いなる「時間のムダ」であるという。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

0. この本を読む目的は何か
自分の論理思考力を高めるため。
最近、思考力・論理力の成長が止まっていると感じている。
この本を読んで、論点思考を再度整理し直す。
日々の業務で論点思考を働かせて、限られた時間でとくべき論点に集中できるようになる。


1. この本は要するに何について伝えようとした本だと理解しましたか。また、現在の自分にとって、どのような意味があるかを考えてください。
 論点設定の筋の良さによって、問題解決の良し悪しが決まる。筋の良い論点を立てることができるようになるためのポイントや考え方、取り組み方を整理して伝えてくれた本である。
 筋の良い論点とは、解決できる、実行できる、解決したら効果が出る、ものである。さらに、論点の主語は相手であり、相手にとっての論点を常に考える。
 今後の仕事において、相手の課題を特定しそれを解決していくことで、価値を提供していかなければならない。すなわち、論点を的確に押さえ、それをお客様と会話し精度を上げていくことが求められる。本業のど真ん中で、この本より得た知識をアウトプットし、論点思考力を高めていく。

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

★問題解決=成果を上げる重要なもの⇒「正しい問題」を解いていることが前提。
*重大な過ち=間違った問を答えること。意見の対立や判断にかかわる問題を明確にすること。
・与えられた問題を疑う。論点設定は間違っていないか。今現在行っている仕事の成果物、プロセスは正しいか、そもそも論点(大論点)は間違っていないか。論点設定したものによって成否が決まる。
★現象⇒何が問題??⇒論点=解決する目的は何か
目的達成のために解決するべき問題を見つけ出す。現象が引き起こす問題はないかを徹底的に洗い出す。
★今起きている問題のように思えることは本当に自分の会社にとっての問題なのか?致命的な問題(真の問題)は何なのかを「なぜ?」を繰り返し、深堀して、論点を具体化する。課題の真因を見極める。
★設定した論点は解決できるか?否か?解決できるとしたら、実行可能性はあるか?難易度は?(手持ちのリソースで実行可能か?時間は?)どれだけの効果があるか?解ける確率の低い論点は捨てる。溶ける問題から解いていくほうがうまくいく可能性がある。
★時間軸とパフォーマンスの軸で考えて、短時間で一番効果のあるものを論点にする。どの論点を捨て、どの論点を実行するか?絞り込むためには場数を踏む、向き合う積極性が重要。
★論点の仮説を立てるアプローチ
1 質問して相手の話を聞く
2 仮説をぶつけて反応を見る
3 現場を見る
論点が納得できるかどうか?あやふやな場合は、言語化や仮説をぶつけて、上司が解きたいと思っている問題を明確にする。
・仮説検証のために、現場ブロービング(実証)を行う。ただし現場の声を鵜呑みにするのではなく、起きている事象に目を向け論点を正しく設定する。
★相手が望んでいることと、そうでないことが論点設定の軸となる。基本は相手の思考パターンで考えること。”まともな”上司であったらどう考えるか?という視点を持つ。その視点にプラスして、ユニークな打ち手を考え、実行者の気持ちを動かしていく。
★上位概念の論点を考える。相手の望んでいること、解決したいテーマは何かを考えることで違った打ち手がひらめく。
★大論点を意識する姿勢を常に持ち続ける。その中で自分が解決しなくてはならない仕事が何かを考える。(誰もやらない・できない仕事)全体像から自分のポジションを見つける。問題の仮説設定⇒検証⇒全体像をい振り返り確認(論点の構造化)
・起きている事象と解決策を考えるときはアナロジー思考(類推)を用い、他の業界でも類似した事象や解決策の実行が行われていないかを考える(置き換え)。業界全体の問題と会社個別の問題を整理する。
★アウトプットの効率化=情報収集を手抜きする(集めいない・整理しない・覚えない)問題意識のアンテナだけは高くする。特に気になった事象だけ「☑」をするだけにする。おもしろい!変だ!と思うことにのみ注視する。
・反論せず、聞きに徹する。(質問を考える)
★メンバーに課題を与えるときはある程度抽象化し、オープンな論点を提示する。絞り込むのではなく、複数の可能性もあることを前提とした論点設定を行う。(シャチは魚類か?哺乳類か?)。論点提示をする際は、中・小論点にする。
★問題解決のプロセス
1 論点設定(仮説)
2 論点整理・確定
3 解決策(仮説)⇒1or3へ
4 解決策検証
5 解決策
6 実行
行ったり来たりすることが通例として起きることを念頭に論点設定⇒解決策検討を繰り返す。

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2025年08月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

休暇中に読んでおきたかった一冊
✓自分の職階の2つ上の視点でビジネスに取り組む
✓目の前の課題は本当に解くべきものか立ち止まって考える。上司が言ったとしても考える
✓事象と論点は違う。事象をみて、だから何?じゃあどうしたらいい?を考えるのが論点思考
✓論点の筋の良し悪しは解決できるか、実行できるか、実行したら効果あるのかの3つのふるいにかける。つまり解かなくていいものはとことん切り捨てる

自分の備忘録用に学びをメモです

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2025年08月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

論点思考は単なる分析手法にとどまらず、ビジネスにおける「判断力」「生産性」「意思決定の質」を劇的に高める実践的な思考法である。

ビジネス現場における具体的な活用方法とメリットは以下の通りである。

1.無駄な仕事や投資の削減(「間違った問い」の回避)

ビジネスにおける最大の失敗は、解く必要のない「間違った問い」に対して正しい答えを出そうとすることである。問いの設定を誤ると、その後の分析や実行がどれほど優れていても成果につながらず、時間とリソースを大きく空回りさせる。最上流で論点思考を働かせることで、無駄なプロジェクトや不必要な作業を未然に防ぐことができる。

2. リソースの集中と迅速な意思決定(「捨てる」戦略)

時間、人員、予算などの制約があるビジネス現場では、直面するすべての課題を網羅的に解くことは不可能である。「解決できるか」「実行しやすいか」「解決した際の効果が大きいか」という“筋の善し悪し”を見極めることで、優先度の低い課題を「捨てる」決断を下し、最もインパクトの大きい真の問題にリソースを集中させられる。

3. 本質的な解決策の創出(現象と論点の分離)

「売上低迷」や「顧客減少」といった表面的な「現象(事実)」にとらわれて対症療法に終始するのではなく、その奥に潜む「なぜリピートがつかないのか」という真の「論点」を特定できる。これにより、競合との差別化や構造改革につながる抜本的な解決策の創出が可能となる。

4. 上司・顧客との合意形成とチームマネジメント

提示された指示や課題を鵜呑みにせず、依頼主の真意やバックグラウンド(意図)を把握することで、期待を超える提案や折衝が可能になる。また、部下の経験や能力に合わせて課題を「大論点・中論点・小論点」へ適切にブレイクダウンして提示することで、チーム全体の実行力と人材育成のスピードを向上させられる。

5. 仮説検証スピードの向上

最初からすべてを網羅的に調べる(MECEに固執する)のではなく、経験や直感に基づいて「当たり(仮説)」をつけて検証を進めることで、ビジネス上の意思決定や解決策導出のスピードを飛躍的に高めることができる。

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2026年09月23日

Posted by ブクログ

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印象に残った点
★「論点」とは「解くべき問題」。その解くべき問題を定義するプロセスが「論点思考」2
★企業は数えきれないほど多くの問題を抱えている。成果をあげるためには問題選びが大切。3/The most serious mistakes are not being made as a result of wrong answers. The truly dangerous thing is asking the wrong questions.19「まず、与えられた問題を疑う」-「なぜを繰り返す」36、64
★パートナークラスのコンサルは、調査・分析作業は部下に任せても、論点設定だけは自らが徹底的に行う。3
・論点思考のステップP45
★論点設定に不慣れな人はいきなりP45③の手法の一つである「顧客・上司へのヒアリング」から取り掛かり、そして構造化しようとする。要するに、与えられた課題について、それが解くべき論点であるとなんの疑いもなく作業をはじめて、結果的に失敗する。ベテランは「本当の論点は何か」を考える。初心者はインプットと構造化を繰り返す。これがベテランと初心者の大きな違い。47・112、「最悪なのはすべての論点をある程度までやるというやり方」103/世間的には課題構造化・全体像把握→個別の課題の因果関係・解決法。BCG流派まず論点にあたりをつけ検証し、最後に念のため間違いがないかぞ全体像で確認する、ここに論点思考の極意がある。★160、はじめにあたりをつけトライ&エラーしていくことが経験を加速化させる。経営戦略のすべての分析手法をするまえに。175/「論点の設定という上流工程」、上位の課題・論点までさかのぼって自分の問題として考えようとするかで、自分の仕事に対するオーナーシップや目の前の仕事に取り組むうえでの視野の広さ・視点の高さに大きな差が出る。★181、「問題意識が論点思考をはぐくむ」182

★論点と現象を見極める。一般的に問題点と呼ばれるものの多くは、現象や観察事実であって、論点でないことが多い。/「外観が悪くても流行っている店は多い」→一見問題のように見えるが単なる現象や観察事実→「味はよいのに外観がみすぼらしいので、はじめての客が入らない」。/「少子化問題」→問題と考えていることで実は問題でないものがある→「少子化というのは一つの現象であって問題ではない、つまり論点ではない」→「少子化で労働人口が減少する」。/「売上不振も現象にすぎない」真の原因、すなわち論点は別にある。/「どこにでもある一般的な問題は論点にならない」一般的な問題をすべて解決しようとすると、短所がないかわりに長所もない。業界全体の問題を解こうとしても効果がない。/48、★52、54、60、62、177

★「筋の善し悪し」長期的、大局的、広域的96/オプションの数や成功可能性・リターン98
★メンバーが無限の証明地獄(ありとあらゆる論点候補を片っ端から調べていくこと)に陥るのを避けるには、現場感覚がものを言う。121
・ロングリストからショートリストへP142
・上位の論点を考えるP145
・作業屋に徹してはいけない。でもそのプロセスを経験したから論点が設定できるようになる。作業に没頭したことない足腰が弱い人間に、ちゃんとした判断もできない。176
・一つだけ上のポジションから見ようとすると自分の利害が絡む。二つ上の立場で考えることが重要。187

★「問いが出せないのは危険」複数の論点が思い浮かばないのは要注意。複数の論点から上位概念にいけたほうが最も重要な論点にたどり着ける可能性が高まる。自分が思いついた一つの論点にこだわると、より上位の大事な論点を見逃すことになる。「日頃からこれが解決策・問題だというものに加えて、最低一つは別の策を考える癖をつける」→★201-203

・論点レベルでメンバーにアサインする。でもメンバーの力量を見極めて論点のレベルを使い分ける。222/部下に論点思考力を高めてもらいたいと思ったら、課題をあらかじめ与えるのでなく、課題そのものを本人に考えさせる訓練をさせるべき。

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2025年12月31日

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