あらすじ
人間関係で大事なことは「正しく割り切る」こと。人づきあいには打算や損得も入り込むもの。合理的な態度を持とう。嫌われることを恐れたり、過度な我慢をしたりしないこと。健全でサステナブルな人間関係を構築しよう。渾身のコミュニケーションスキル大全!
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Posted by ブクログ
『まずは、人間関係を「コスパ」で考えること。次に、人間関係を構築するための「スキル」を身につけること。』
勝間さんの本は初めて読んだが竹を割ったような性格で、スパッとモヤを切って解決に導いてくれる文章に好感を持った。
このシャープな物言いでこのボリュームはお得感がある。
『日々のふれあいの中で、「この人とは、つながっていたいな」と思われること。これを繰り返すだけで人間関係は健全なものになっていきます。(中略)
「じゃあ、なぜこれまで私は人から選ばれてこなかったの?」と思う方もいるかもしれませんが、理由は簡単です。「この人とつながっていたいと思われる人でいること」を意識せずに、ただ、目の前の人と関わってきたからです。 本当にそれだけの理由なので、解決法も簡単です。』
相手のせいにしがちな人間関係を全て自分ごとに考えること、これは無意識に避けていたが、唯一の解決策になるであろう。
人付き合いは味方作りであり、謙虚は自信であり、怒りも中長期でみる余裕が必要である。自分ごとである。
Posted by ブクログ
勝間和代さんのコミュニケーションに関する本。
・忘れてはならないのは、 人づきあいとは「味方づくり」 でもある 。
・「人はエスパーではない」に本当に同意。
・アンガー・マネジメントは、怒らない技術だと思っていたが、「ゆとりを持つこと」であるということに納得。認知を修正して、余計な怒りを生まないようにする訓練。「認知の修正」は、平たく言うと「心の広い人になる」ということ。まったくもって、一般的な言葉で言い換えられることなのだと、新たな発見。
・アサーティブの4つの柱 。「誠実 ・対等 ・率直 ・自己責任」。 「アサーティブ」は本当に良い言葉だと思うが、日本では全然広まっていないと思う。もっと広まればよいのにな。
・怒りはメールで送らない。
・SNS。「中長期のWin(得)-Win(得)の関係性」を作る 。