感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
2つの事件がどう交わるのか、そして、結末は…一気読み。
まさかあの人が…の展開には驚かされたし、良雄のことについての着地はすっきりした。
Posted by ブクログ
ひさしぶりにミステリを読んだ気がします。
2008年乱歩受賞作。
乱歩賞ってほんとハズレがないですね。
戦争末期の誘拐事件がからむ昭和30年代の殺人事件という設定がいい。
登場人物が少し多いけど(刑事さんは1組でもよかったかな)、それぞれの個性が出てるので覚えやすかったです。
いろいろな角度からいろいろな人がそれぞれの目的でアプローチして、それが過去にあった一つの事件に集約され、その真相にたどり着く。
なんていうか、ミステリの醍醐味を味わせてくれる作品です。
物語中の伏線もきっちり回収してるし。
最後がちょい説明調(2時間ドラマの最後の10分みたいw)なのと、ちょっとご都合主義的は出会いもあるけど、まあ許せる範囲でした。
謎解きとスリルとサスペンスと感動。
ぐいぐい引き込まれて一気に読みました。
Posted by ブクログ
誘拐児/翔田寛:第54回大賞受賞。2008年。
戦後の焼け野原。闇市。飢えた大人の死体が転がっていた頃。食べるだけで必死だった時代。
自分の母は本当の母じゃない。自分は誘拐された子なのでは。
そうだったんだけど、誘拐したのは母じゃないし。育てたのは母だし。
不謹慎だが、戦前戦中戦後は物語作りに最適だと思う。筆力、表現力、粘り強さがあれば
Posted by ブクログ
最後にグングンっと、色々謎解明するあたり、
なんか江戸川乱歩賞っぽかった。
前半ぐっとスリリングな展開で引き寄せられた割には、
とちゅう誰た感じがするかなあ。
その分最後がちょっと急すぎた感じを受けた。
Posted by ブクログ
【背表紙】
終戦翌年の夏、5歳の男の子が誘拐された。
《使い古しの新圓で百萬圓を用意しろ。場所は有楽町カストリ横丁》という脅迫状に従い、
屈強な刑事たちが張り込むなか、誘拐犯は子供を連れて逃げてしまう。
そして15年後、とある殺人事件を切欠に、再びこの誘拐事件が動き出す。
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男の人が書いた本って感じw
始めは、少し退屈でダラダラと読んでいくうちに、
中盤以降辺りから徐々に面白くなりひき込まれていきました。
設定がしっかりしているなーと感じながら、終盤はグイグイ読み続けました。
結末は、綺麗なのですが、、、なんというか、、、。
終盤にひき込まれたからか、オチがあっけないというか、、、
もっとスカッとしたかったですぅ。