【感想・ネタバレ】ゴリラ裁判の日のレビュー

あらすじ

満場一致のメフィスト賞受賞作にしてデビュー作がいよいよ文庫化。まさかゴリラに泣かされる日がくるとは――数多の作家、書評家、書店員の度肝を抜いた全人類必読のミステリー!

「ダ・ヴィンチ」プラチナ本! 読書メーター「読みたい本ランキング」1位!

京極夏彦さん、宮部みゆきさん、宮内祐介さん、五十嵐律人さん、斜線堂有紀さん、宮島未奈さん、QuizKnock河村拓哉さんなどが大絶賛!!

カメルーンで生まれたニシローランドゴリラ、名前はローズ。メス、というよりも女性といった方がいいだろう。
ローズは人間に匹敵する知能を持ち、言葉を理解し「会話」もできる。彼女は運命に導かれ、アメリカの動物園で暮らすようになる。そこで出会ったゴリラと愛を育み、夫婦の関係となった。
だが ―― 。その夫ゴリラが、人間の子どもを助けるためにという理由で、銃で殺されてしまう。どうしても許せない。 ローズは、夫のために、自分のために、人間に対して、裁判で闘いを挑む!
正義とは何か? 人間とは何か? アメリカで激しい議論をまきお こした「ハランベ事件」をモチーフとして生み出された感動巨編。

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Posted by ブクログ

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ゴリラが裁判?!そんなタイトルに惹かれて買ったこの一冊。
ゴリラに手話を教えることで、言語を操ることが可能になるという。確かに昔ココという手話が使えるゴリラがいたなぁとしみじみ思い返した。ココは死について理解していたらしく、それを考えるとゴリラが裁判を起こすというのは不思議なことではないし、ゴリラを人間というカテゴリーの中に入れることもまたアリだなぁと。まぁ、人間も動物もそれぞれ住み心地が良くなるようなそんな共存社会が実消したらいいね。難しいだろうけど…

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2026年02月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルに引かれて購入しました。
最初は思った内容と違いあまり気乗りせず読んでいましたが主人公のローズにどんどん感情移入してしまい後半は時間を忘れて読んでしまうほどでした。人間とは?人権・平等とは?もテーマではありますが、特別ゆえの苦しさの描写も心に突き刺さりました。面白い作品でした。

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2026年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前半少し読むのに時間がかかった。。前半で、
ゴリラの生態とか、群れについてもすごい学べた。

途中から続きが気になり止まらず読んだ!
ゴリラとは、人間とは、と考えさせられる作品。
主人公のローズの気持ちを思うと苦しくもなった。
最後の裁判ローズが話しをするところが好き。

ゴリラについて知らなかったことも色々知れて、
本当読んでよかった作品。

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2026年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ゴリラの裁判なんてエンタメ系の作品なのかと思いきや、感動作だった。
ニシローランドゴリラのローズは、カメルーンのジャングルで生まれ、母ゴリラと類人猿研究所の職員たちに、手話を教わり、特殊なグローブで言語会話を操れるようになる。
運命に導かれたようにアメリカの動物園にやってきたローズ。そこで伴侶と出逢い幸せに暮らすはずだったが…
ある日来園者の幼い子供がゴリラの檻の中に落ちてしまう。子供の命を守るために夫ゴリラは射殺。その理不尽さに耐えきれず、ローズは裁判を起こすことを決意する。正直、いろいろ突っ込みたいところはあった展開だったけど、それでも「自分は何であるのか?人間の定義とは?命の重さとは?」というローズの心の叫びの葛藤が、深い感動を与えてくれた。裁判という人間が決めた法の中で諦めずに闘い続けたローズは、最高にかっこいい女性だった。この物語を読んでゴリラに会いたくなった。
それにしても裁判というものは(他人が他人を裁くということは)難しいものだと、つくづく思う。

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「お前は自分の人生から逃げてるんだ。惨めな自分を見たくないから、別の場所を探してるだけなんだ。一旦自分の人生にケジメをつけなきゃ、お前は一生幸せになれないぞ。」 本文より

手話が使えるゴリラ“ローズ”。
周りとは違うところがあるから、自分は特別なんだと思っていた。
でも私の本当の居場所はどこなんだろう。
私がしたいことってなんなのだろう。
私の思いは一体どこにあるんだろう。

自分自身にも問いかけながら読んでいました。
今の私の思いに耳を傾けて、考えていきたいなと思いました。

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2025年12月28日

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2026.01.27

タイトルとゆるい絵から、コメディチックな内容を想像していたのでいい意味で裏切られた作品。

設定がおもしろく、もともと手話ができるゴリラのココを知っていたためあらすじを読んで前のめりで手に取った。

前半はローズの生い立ちから始まり、
途中プロレスラーになった時は
「ん?なんだこれ。どうなるの、、」と半ば飽きてきてしまったが、最後怒涛の追い上げで
綺麗に纏まったなと感じた。

弁護士が期待させるのでどんでん返し級の結末を想像してしまっただけに最後のオチは弱かったな、
と思ってしまった。

絵本のようなタイトルからは予想もつかない、
人間とはなんなのか、を深く考えさせられる内容。

ホプキンス園長も言っていたが、動物と対話できるなんて本当に文字通り夢のようなので、
ローズのようなゴリラがいたらなあと思ってしまうほどゴリラという見た目からは正反対にいるような、繊細でいて、素直で正義感のある優しい魅力的なキャラクターだった。
映像化したら面白いかもと思う。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

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終盤の法廷劇が面白かった。改めて考えると人間の定義って難しい。自分も似たようなこと考えたことあるなと思った。宇宙人はいるのかという話題において、基本的に有機物で構成された知的生命体が地球以外にいるかという議論がされるイメージがある。けど、有機生命体でなく、知性のようなものがある存在もあり得るんじゃないか。その場合、生命体というのかどうか。みたいな考えが頭の中にぐるぐる出てきた。

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人とコミュニケーションが取れるゴリラ、ローズの視点で描かれた話。人間とは変わらない感情や言語を持つが故に、ゴリラでもなく人間でもないと曖昧な存在であったローズが、最後には『ゴリラでもあり、人間でもある』と答えを見つけられたのが良かった。言葉は自身の感情を伝える大切なものなのに、時には刃となって相手を疲弊させることにも繋がり、諸刃の剣なのだと再認識させられた。

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2025年12月11日

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