【感想・ネタバレ】極道酒場のレビュー

あらすじ

東京下町にある、赤提灯に「めしとさけ」と黒々と書いた縄のれんの一軒。そこは元組長の大将が営む、採算度外視の旨安居酒屋。噺家に小説家志望、刑事に紅一点の常連が集う中に初めて訪れたサラリーマン・西岡亨は何故か気に入られ通い詰めることに。だが、その居酒屋ではしょちゅう事件が起こり!? 特殊詐欺、ライバル店の嫌がらせ、政治家の裏金問題などなど……どんな問題も大将の逸品と剛腕で見事解決! 人情&グルメエンターテインメント、開幕!

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Posted by ブクログ

安達瑶『極道酒場』ハルキ文庫。

『悪漢刑事』もすっかり大人しくなり、『悪徳探偵』『降格警視』『内閣裏官房』もイマイチで、久しく安達瑶の作品から遠ざかっていたが、興味深いタイトルに惹かれて購入。

安倍夜郎の『深夜食堂』、或いは福澤徹三の『侠飯』のような香りもするが……

流行りの人情グルメ小説かと思えば、そうでもない。いつの間にやらドタバタ劇となり、呆気なく幕を閉じる。また、しばらくは安達瑶の作品を読むことはないだろうな。


東京の下町で常連客を相手に細々と商売を続ける居酒屋『めしとさけ』。店主は元組長の強面だが、採算度外視の激安、絶品料理が味わえる。

常連客は噺家に小説家志望のユーチューバーに、捜査二課の刑事、謎の美女・紅一点。そんな居酒屋にサラリーマンの西岡亨がふらりと訪れ、その絶品料理と値段の安さに常連客となる。

しかし、その居酒屋には、特殊詐欺、ライバル店の嫌がらせ、政治家の裏金問題など様々なトラブルが持ち込まれる。

本体価格860円
★★★

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2025年04月16日

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