あらすじ
分数、方程式、微積分…つまずいても大丈夫。立ち止まって考えれば思考力がつき、数学が面白くなる。小学校から高校まで「つまずきのパターン」を分析した著者が大人も悩む難題を解決。逆転の数学力養成講座。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。 (講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
僕みたいな数学嫌いは、公式の丸暗記とか苦手だし、なぜそうなるのかという疑問が生まれたらそのまま放置して分からなくなっちゃうタイプが多いと思う。(授業がつまらなすぎるっていうのもあるだろうけど)。
本書はそんな躓くポイントを、なぜ躓くのかを説明し、理解するために論理的に学ばしてくれる。テーマごとに多くて5-6ページで単元ごとに読み切ることができるのもすっきりしていて良い。
特に印象に残ったのは面積の公式を説明するところ。四角すいを細かく分割して極小の長方形に集まりとみなす、っていう発想が理解しやすい。四角すいは長方形を三分の一に分割した面積というのもおもしろい。この、みなすとか近似するっていう概念が中々腑に落ちないんだけど、今回で少し親しみを持てるようになれたかな。
微積分も限りなく近づくという概念で物事を考えていると思うけど、その根底的な理論をさらえたかな。どんどん学んで、いつか微積分マスター目指すぞ!