【感想・ネタバレ】高杉晋作の「革命日記」のレビュー

あらすじ

幕末の長州藩で百姓・町人なども動員して奇兵隊を作り、幕府軍をみごと打ち破る高杉晋作は、六篇の日記を残している。そこには――江戸への航海記、東国での武者修行の旅、小姓役として若殿様に仕える日々、そして幕府貿易視察団に加わり上海に滞在して目にした欧米列強の力、のちに藩命に反したとして牢に繋がれた波乱と革新の生涯が描かれている。それを現代語でよみがえらせた。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

高杉晋作の日記六冊の現代語訳。年齢でいえば満22歳から26歳の時期。新社会人になった小姓として上役や先輩から指示を受けて働く様子や野山獄中で思い悩む様子は身近な存在として好感が持てる。幕末の「志士」は大なり小なり偶像化されてしまってるけど、そのイメージに縛られることなく、また貶めるでもなく、等身大で捉えようとする佳い本。

0
2014年12月22日

「学術・語学」ランキング