あらすじ
“もういいや”の言葉に象徴される無力感と相次ぐ金融不祥事に象徴される「規律」の喪失。物質的「豊かさ」を実現し、ほんとうに買いたいものがなくなったとき、私たち日本人は、これまでどおり「よき社会」を維持していくことができるのだろうか。日本的経営の再評価、悪しきアメリカニズムとの訣別を柱に、「飽食」の時代にふさわしい「足るを知る経済学」のあり方を問う。「経済学とは社会哲学である」を信条としてきた、飯田経済学の集大成。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
日本は、日本による頑張りによって
豊かにはなりました。
ですが…
何というかいろいろと考えさせられますね。
それと、危惧していた問題の何点かは
すでにその牙をむき始めています。
なんというか、自分しか考えられない人
本当に多いよね。(某SNS)
少数派の著者ですら残念なことに
今の経済に対する
明確な答えを出すことができていません。
適宜適切な方法を取る、
しか方法はないのでしょうね。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
“もういいや”の言葉に象徴される無力感と相次ぐ金融不祥事に象徴される「規律」の喪失。物質的「豊かさ」を実現し、ほんとうに買いたいものがなくなったとき、私たち日本人は、これまでどおり「よき社会」を維持していくことができるのだろうか。
日本的経営の再評価、悪しきアメリカニズムとの訣別を柱に、「飽食」の時代にふさわしい「足るを知る経済学」のあり方を問う。
「経済学とは社会哲学である」を信条としてきた、飯田経済学の集大成。
[ 目次 ]
第1章 「豊かさ」は終わったか
第2章 「豊かさ」のなかの不況
第3章 ケインズ経済の落とし穴
第4章 バブルはなぜ起こったか
第5章 アメリカ支配からの脱却
第6章 「飽食のハードル」への挑戦
第7章 真の「豊かさ」とは何か
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]