【感想・ネタバレ】植物たちに心はあるのかのレビュー

あらすじ

開花の準備に一年もかけるサクラ。
育てる人にやさしい声をかけられた園芸植物。
触られて葉を閉じるオジギソウ。
暗い中でも上へ上へと伸びるモヤシ。
金鉱脈を「探し当てた」ユーカリ。

あの植物たちの思いとは!?
ベストセラー『植物はすごい』著者による、
植物の驚きの生き方を学ぶ最新刊。

~「はじめに」より~
私の専門は「植物生理学」というもので、「植物の生き方」を対象とする分野です。そして、私は、「植物たちは生き方の極意を知っており、たくましく命を守って生きているということを、多くの人に知ってほしい」と思っています。そのため、植物に心や心意気、気持ちを感じる事例を紹介する機会をいただくことは嬉しいことです。もし、それが読者のより良い人生や生き方につながるのなら、望外の喜びになります。

※カバー画像が異なる場合があります。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

植物がまるで心をもって振る舞うようなこともあり、その現象についてわかりやすく解説している本。

植物の関連知識を思い出すのには良い内容だとおもう。
著者の植物愛が伝わってきてよかった。

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2025年05月06日

Posted by ブクログ

人間は植物がいないと生きてはいけない

植物は人間がいなくても痛くも痒くもない

人間と植物の共生という言葉はおこがましいのではないか という考察になるほどと思った

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2025年04月30日

Posted by ブクログ

風に揺れる草花はただ静かに生きているように見える。植物たちに「心」はあるのか、と。起源をたどれば彼らは動けぬ代わりに驚くほど精巧な感知の仕組みを備えてきた。光を追い水を探り危険を察知して仲間へ知らせる。転じてそれらの振る舞いはまるで感情のようにも映る。もちろん植物は人間のように感じたり考えたりはしない。だが結ぶ結論は一つだ。心とは姿形ではなく環境に応じて“応える力”そのものなのだ。沈黙の世界に宿る知恵に気づくと足元の一輪さえ違って見えてくる。

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2025年11月16日

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