とっても残念な中年・大黒シズオ。
40歳で会社を辞め、マンガ家を目指す姿がホントにダメで。応援する気にもならなくて。でもなんだか、気になって。
そして、シズオを取り巻く人たちもクセがあって。みんながみんな、めんどくさくって。でも気になって。
読んでるうちに「自分に正直に生きていいんだ。」って、気づいたらシズオに感化されて、勇気づけられて、そんな自分がちょっと怖くなる一冊。
私のお気に入りはシズオの娘・鈴子。しっかりもので、ダメな父を受け入れつつも、ちょっと冷たくて。愛らしい。
アクの強い人たちに囲まれて、安定感抜群な鈴子がメインで描かれた完結5巻目のラストが、この作品の集大成。じんわり、ほろっと泣けてくる。心の中で「鈴子」って、小さな声で呟いた。
まずはシズオの生き様を妙な気持ちになりつつ、1回読んで。鈴子のために2回目を読め!
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Posted by ブクログ 2012年01月04日
なんでシズオは全くへこたれないんだろう。周りからはかなり辛辣な言葉を投げかけられているにも関わらず漫画家を目指し始めてからついに2年間も経ってしまっている。ある意味すごい人だ。凄まじい生き様っちゃあ生き様だ。相当おもしろい作品。
Posted by ブクログ 2015年11月12日
本屋で見て気になっていた漫画。思い切って全巻購入。
買ってよかった・・これは何度も繰り返し読んで味が出る
タイプの漫画です。
シズオあんた最高だよ。
シズオのバイト姿たまらん。店長(あだな)って呼ばれてるし。
いつも肩に力入れて生きてる人に読んでほしい一作。
勇気がもらえるはず。
早く4巻が読...続きを読むみたい!!
Posted by ブクログ 2010年09月16日
2010/09/16
40歳にして漫画家デビューを目指してはや2年。
シズオを中心にしてさまざまな人間ドラマが・・・。
大変不覚にも涙腺を刺激されてしまった。