【感想・ネタバレ】坂道のアポロン 6のレビュー

ジャズ、バンカラ、学ラン、佐世保弁、そばかす。この中でひとつでも気になるワードがあった人には絶対オススメ!個人的には全てのワードがどツボです!!
舞台は1960年代の長崎。東京から引っ越してきたちょっぴり神経質な主人公・薫が、豪快なバンカラ青年・千太郎と出会い、二人はジャズを通して心を通わせます。
私のお気に入りはなんといっても、千太郎の幼馴染でそばかす委員長の律子!律子の佐世保弁と慎ましい乙女っぷりがなんとも可愛い!!私も「また喧嘩したっちゃろ?」って言われたい!そばかすってチャーミング!!!恋を知り、愛に泣き、そして大人の女性になっていく律ちゃんから目がはなせません。
もちろん「友情」も大事なテーマで、線の細いメガネ男子と、悪そうに見えて実は家族想いなバンカラ男子の爽やかなやりとりもたっぷり楽しめます。2012年に放送されたアニメも素晴らしいので、そちらもぜひ!躍動感溢れるジャズのセッションシーンは必見です★(書店員・なめはし)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

全九巻のこの『坂道のアポロン』ですが、この巻が一番好きです。
淳兄ちゃんの過去、学生運動という時代背景の中、その運動の中で仲間を失い、自分を見失い、失意のどん底にいる時に自分を好いてくれる女の子が若く、財力もあるキラキラした人だっただけに淳兄ちゃんも苦しんだのだと思います。
髪の毛を切った百合香ちゃんのシーンが本当に好きで、そこから一気に百合香ちゃんファンというか、本当に報われてほしいと思うようになりました。
二巻で(なんだこのパイセン)と百合香ちゃんを下に見ていた私が恥ずかしい。
この淳兄ちゃんと百合香ちゃんの恋愛の間で律ちゃんの恋愛も描かれているのですが、ごめんね律ちゃん。
私はそれよりも淳兄ちゃんと百合香ちゃんの駆け落ちシーンで全てが吹き飛んでしまったよ。
あんなに美しいシーンがあるだろうか。
泣いた。
百合香ちゃんの表情、覚悟が全て詰まっていたシーンでした。
もう本当に若い二人に幸あれって感じでした。(誰)

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2020年10月03日

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