あらすじ
夜会で婚約者のオズワルドが「無理してあの女に笑いかけるのももう限界だよ」と不満をこぼしているのを偶然聞いてしまった公爵令嬢エリーゼ。彼に気に入られるために、地味でつまらない女を演じてきた彼女は、婚約解消を決意する。ところが、彼は意外にも婚約解消を拒否。そしてデートに誘ってきたり甘い言葉で引き止めようとしたりする。けれど、同時に別の令嬢にも優しくしているようで……? 振り回されるエリーゼだが、もう彼の言いなりになんて決してならないと、本当の幸せをつかむために動き出す。待ち受けるのは、新しい出会い、そして隠された真実――薄幸の公爵令嬢の人生大逆転劇、ついに開幕! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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婚約破棄のその後
跡取りである公爵令嬢が、婿入りが決まっている侯爵子息に精神的に虐げられ、婚約破棄をする、、というのにとどまらず、人間模様が錯綜していき、とても面白かったです。
うーん
評判が良かったので期待したのですが、個人的には普通でした。前作が良かったので期待値が高過ぎました。
婚約者が自身のいないところで、自分のことを悪く言っているのを聞いたヒロイン。そして婚約を解消しようとします。色々あり解消ではなく婚約破棄になり、自身の側に幼い頃からずっといた伯爵家嫡男の護衛騎士であるヒーローとめでたくゴールインしハッピーエンドです。
ハッピーエンドに行くまでの過程で色々ありますが良くまとめられていました。ただケヴィンの心情からの計略も予想できましたし意外性はなく、ヒロインとヒーローのジレジレ初々しい感じが続き読んでいて私はそこまで引き込まれませんでした。前作は再読しましたがこちらは再読もないかな、という感じでした。