【感想・ネタバレ】オメガトライブ キングダム 1のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あとがきにもあるけど、村上龍の「愛と幻想のファシズム」を意識したところが多く、男のロマンが全開。テロとパンクとSFと、色々ごちゃまぜ。弱々しい引きこもりが異種生命体と出会いカリスマ指導者に変身。ベタだけど、嫌いじゃないぜそういうの。鳥肌実のそっくりさんである暴走族の梶くん(くんをつけるのが本場っぽい)が、中卒で首相になっちゃうのもウケる。その梶くんが死に際に「同じ時代に生きてた」と、敵味方全てを受け入れるようなモノローグをする。初めて読んだときは、それに「どうして敵を許すんだよ」ってむかついて… でも大好きだ。

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2016年10月11日

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