あらすじ
日本陸軍航空隊が真珠湾を奇襲!それを可能にしたのは、未来からきた「無限動力」の存在であった。山本五十六は来るべき日米決戦に備え、海軍の全予算を注ぎ込み、戦艦と空母の機能を備えた「要塞艦隊」を創設。アメリカ太平洋艦隊を完膚無きまで叩きのめす!
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Posted by ブクログ
洋上核融合実験施設が実験中の暴走により1938年の日本にタイムスリップしてしまうというタイムスリップ物。しかも当初発電施設として運用されていた実験施設がモジュールの組み換えで戦艦にも空母にもなる洋上要塞となったり、怪力光線が実用化されたり(開発はもちろん登戸研究所)となかなか面白いことになっていた。とはいってもただ超兵器を登場させるのではなく、そこに至るプロセスがしっかりしていたので説得力があり、軍人と研究者、あるいは1938年と20XX年の考え方の違いがうまく表現されていてリアリティもあってよかった。特に、”実験の続きができれば今が何年でも構わない”という研究者の考えは妙に納得がいった。