【感想・ネタバレ】不沈の艦隊 太平洋魔城の帰還 3のレビュー

あらすじ

アメリカは和平交渉に応ぜず、ヒトラーと同盟を組んで大西洋艦隊を太平洋へ送り出し、ソ連も「蓬莱」の機密を狙う。大国の思惑に翻弄されながらも、アメリカ本土攻撃へ打って出る日本帝国軍。核のない未来を創るため、「蓬莱」が選んだ最終手段とは!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 最後ぐらいは普通の戦艦が相手かと思いきやV1ミサイル、V2ミサイル、グランド・スラムが降り注ぎ、ジェット戦闘機が飛び交い、グスタフとラッテ徹甲弾を打ち出すという徹底ぶりだった。最後はやはり「蓬莱」の存在自体が「問題」となることは大体予想がついていて、やはりそういう終わり方になるのか……と思いつつ読み進めて行ったらもう一つとてつもないどんでん返しがあった。このどんでん返しは荒唐無稽でありつつもこれまでの「蓬莱」の活躍からすればありえる展開で笑うしかなかった。
 このシリーズは民間の核実験施設が移転するというというかなり無茶な始まりであったが、超兵器、奇想兵器が登場することも相まって楽しく読めた。タイムスリップものといえば自衛隊が移転するというものが定番であるが、こういった民間の施設が移転するものも面白いかもしれない。もっと色々なバリエーションのものを読んでみたい。

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2012年05月09日

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