【感想・ネタバレ】もぐら伝 ~狼~のレビュー

あらすじ

「ねえ、リュカントロプル(狼男)って聞いたことある?」
楢山と紗由美の結婚を見届けた後に旅に出た竜星が、行方不明となっていた。
刑事研修で警視庁に出向中の真昌は、指導員となった益尾とともに、竜星の消息を追う。
一方、裏社会ではある噂が流れていた。
ワーキングホリデーを名目に売春を斡旋する違法会社が、次々と「狼男」によって壊滅に追い込まれているという。
その姿を見た者は、再起不能の重傷を負うか、精神に異常を来してしまう、と――。
竜星が行方をくらました目的とは?
そして「狼男」の正体とは?

誰よりも強く、優しいスーパーヒーロー・竜星の活躍を描く
「もぐら新章」第二部、ここに開幕!

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Posted by ブクログ

矢月秀作『もぐら伝 〜狼〜』中公文庫。

いまいちパッとしない『もぐら新章』の第二部の開幕。

竜星では役不足であるのは明らかであるのに強引に押し切ろうとしている感がある。ベタベタのストーリーとアクション。強いことが当たり前のような主人公の竜星という、まさにベタベタのベタ。

やはり、元祖『もぐら』影野竜司が主人公の方が読み応えがあったな。


高校を卒業し、楢山と紗由美の結婚を見届けた竜星は沖縄を後にし、留学やワーキングホリデーを名目に若い女性を海外に送り込み、売春させるという非合法企業を一つずつ叩き潰していた。裏社会では正体不明の竜星の暴れぶりから『狼男』と呼ばれていた。

竜星の友人で、刑事研修で警視庁に出向中の真昌は、指導員となった益尾と共に、竜星の消息を追う。

本体価格760円
★★★

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2025年04月08日

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