あらすじ
博陸侯の治世を揺るがす「亡霊」の影
累計240万部突破! 大人気和風ファンタジー「八咫烏」シリーズ第11作。
博陸侯雪斎が独裁を敷く〈山内〉で、
〈登殿の儀〉を経て皇后を選んだ金烏代・凪彦。
しかし二人の間に子が生まれる気配はない。
一方、谷間出身者たちの叛乱を生き延びた少年・トビは
北家の朝宅で博陸侯の母と出会い――。
博陸侯の治世を揺るがす「亡霊」の影。
終幕に向けて、時間が進み始める。
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Posted by ブクログ
雪正のあのひと言、それ自体も許せないけど、それ以上
に雪哉にああ言わせた事は許せない。
(私たちの雪哉になんてことを!引っ叩きたい)
雪哉が子供の頃から雪正は何も変わってない。
忍でさえ言ってたのに…あの梓が育てた子だからまっと
うなはずだって。梓も、自分の知ってる雪哉を信じると。
雪正が嫌いなのは母親のはず。雪哉はただ生まれてきた
だけ。 …これで郷長なんてね。
理想郷を唱える紫苑の宮は、まるでカルトのリーダー。
そこで路近の言葉を思い出す。「人が最も残酷になるのは
自分こそが被害者なのだと思い込んだ時」
反感を持つ者たちを目的の為に利用しているだけ。
全く共感できない。
雪哉をよく知るはずの長束の目にさえ、山内の民を蔑ろ
にしているように見えるのなら、博陸侯のやってること
は間違いだらけなのかもしれない。でも、非難するだけ
でなく、誰か正面から博陸侯に助言したり、提案をした
り、協力した人はいたのだろうか?真っ当な意見なら、
博陸侯は聞いたと思うのだけど。
皆、全てを博陸侯のせいにしてるけど、博陸侯がいない
山内を想像してみたらいい。北家、西家、南家、東家、
権力と富が欲しいだけの貴族をどう統制するのか、紫苑
の宮はどんな方法で山内を変えようとしているのか、
聞いてみたい。
民主主義。響きはいいよね。でも、欲深くずる賢い人間
を相手にしている事を忘れちゃいけない。路近も言って
たように、きれい事だけでは済まない。
凪彦は、博陸侯のような覚悟は持てないと自覚したけど
紫苑の宮はどうだろう?奈月彦だって雪哉に頼った部分
がある。”きれい”じゃないところ。紫苑の宮は?
もうここまで来たら、個人的には、山内がどうなろうが
関心ない。(外界に来い、雪哉!)
ただ、雪哉に幸せになってもらいたいだけ。
毎回、阿部先生には驚かされてるので、最終巻(上下)
にどんなお話を聞かせてくれるのか、とても楽しみに
してる。覚悟してます。
Posted by ブクログ
終盤の怒涛の展開に胸が苦しい。
雪哉が一番守りたかったものが奪われて、彼は今後どうなってしまうのか。
郷長の父の「産ませるべきではなかった」の言葉を否定する梓はもういない。
その事実に雪哉は耐えられるのだろうか。
最後、澄生がぶち上げた理想は、雪哉が目指したものときっと同じ。
雪哉推しが解けない読者だけど、もう彼が解放されるには倒されるしかないのではと思えてしまう。
雪哉にすべて押し付ける貴族達が憎らしい。
Posted by ブクログ
続きが気になって一気に読んだ。
澄生のやり方は理想であり正しいのかもしれないけれど、なぜかあまり共感できない。
雪哉の立ち場が辛すぎる。
自ら嫌われ者になっているようにも見えるし、どうか雪哉に救いがありますように。
Posted by ブクログ
2部に入ってからもうずっと、
新刊を読み始めるとあれ?今回は別角度からのお話で博陸侯軸とは違うのかな?と思いながら楽しく読んでいると急に現在の地獄パートに呼び戻されるわけですが……
今作は発売前から帯がもう、確約された地獄!!
すごくすごーーーく楽しみにしてたのに、読み始めるのにも抵抗を感じて3日寝かせてしまった……
今回はわかりやすく、2部で色々な方面から書かれていた話が1本に繋がった、収束に向かってるんだなという思いで読んでいたけど……
毎回毎回最後の章で怒涛の展開を持ってこられる!!!
わたしたち読者は(主語がでかい)1部からずっと雪哉のことを見守っているので、雪哉が何をいちばん大切にしているのかを知っているから……
なんという無知の愚かさ、ほんとうに大誤算。
こうなってしまったら、雪哉が山内自体に見切りをつけてしまうんじゃないかとすら思ってしまう。
2部始まった当初は期待していた紫苑の宮も、今となっては余計なことをするなぁぁぁ!!!という気持ち
ほんとうに、あと1巻。
なんでも良いので雪哉が救われてほしい。
Posted by ブクログ
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「いつかきっと
報いを受けるぞ、
博陸侯」
独裁者VS亡霊
民が望む、山内の未来とは?
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「望月の烏」文庫を購入したときに、
どうしても我慢できなくてこちらも購入しました。
ずっと棚にあったから、帯が破れてました。泣
でも買わずにいられず。
谷間の長であるトビは、
谷間から連れて行かれた人たちの解放を求めて
人質を使って雪哉と交渉しましたが…
結果は雪哉の策略によって解放は失敗、
トビは捕えられます。
その後、雪哉の弟夫婦、母親が暮らす朝宅に送られたトビ。
そこで暮らす中で少しずつ変わり始めていたのに…
相変わらず凪彦は辛い立場で、
心を許した人からどんどん引き離されて孤立…
長束と路近も久しぶりに登場したのにあっという間に退場…
この辺が伏線になって次作で凪彦が報われてほしい…泣
雪哉は容赦ないから無理か…泣
トビはトビでとんでもない展開に…
一体どうなっちゃうのか。泣
何が幸せで何が正義なのか…わからなくなります。
めっちゃ苦しいです。
でも読むことをやめられないのは、
やっぱり面白いから。
次作がシリーズ完結とのこと、
そして2026年に発売とのこと、
もう楽しみしかないです、
早く続きが読みたい。
雪哉も凪彦も救われてほしい
Posted by ブクログ
中盤まではあった希望が打ち砕かれたところでページが止まらなかった。雪哉が根回しの上手い人間かつ犠牲も厭わない人間であることが象徴されていたため可愛かった頃の雪哉を恋しく思ってしまう。最後の澄生のパートに希望を抱いた。次回も楽しみである。
Posted by ブクログ
八咫烏シリーズ。
もうこのシリーズ読みたいけど雪哉推しとしてはもう読めないジレンマを抱えてる。飛びついてすぐ読みたいけど、展開が怖くて…。
トビを含めた北家朝宅の会話が興味深く、雪哉や政権のことこう評価するのかと感心した。忍さんみたいな人がおってくれるの有難い。
澄尾と真赭の薄が出てくると好きな2人ってなるし、雪哉との仲を思うとしんどい。あとあせびまじでこいつどういう性根しとんねんずっと不信感持ってるある意味すごい。長束と路近、千早もどう考えてるのか気になる。
あとは金烏と姫宮の動きも気になる。姫宮にこういまいち感情移入できやんの、なんか上滑りしてるように感じるからかな。雪哉を落とすのにこう確固とした目的が見えやんくて、雪哉の肩を持ってしまう。
そんなことを思いながら読んでたところを突き落とすラスト。何で!!!こんなことができるんだ!!!もう!やめてくれ!私はね、雪雉のことだって可愛くて好きだったのに、雪哉が何よりも大事にしてた家族なのに。こんなのあんまりだ…。
ほんま二部やから読んでたら憎き博陸侯ってなってたかも知れやんのに、ずっと読んでたからそうなりきれやんのよ。あのあどけなく、不器用に、性格が悪くても家族思いの雪哉を知ってるから。もうなんか、山神に殺されてたらこんな苦労せんかったのに、と烏滸がましくもいっそのこと早く死なせてあげたくもなる。せめて奈月彦生きててくれたらこうならなかったのに。
雪哉を推してるんこの世でもう私だけって思いながら読んでるんやけど、治真も相当やな。仲間やったわ、あ、嘘そんなん言ったら治真に殺されかねやん。
もう私はただ、雪哉が救われてくれたらそれでいい。もう今姫宮との番外編とか涙なしに読めやん。何でこうなったんだ。次が最終巻…?どうなるの…、どうにか、雪哉に救いを。
Posted by ブクログ
第2シーズンも、ここにきて大詰め感が出てきた。次巻が最終ということ? どこに正義を求めるべきかわからないのが良いところだけど、取っ散らかった部分もあり、物語の行きつく先が気になるところ。シリーズ自体は続きそうな気がする。まずは、本流として大きく流れ出したので、このまま一気に読んでいきたい。早く読みすぎたかな?
Posted by ブクログ
八咫烏シリーズ、もうすぐ終わりだっけ?
終わりに向けてまとめてきたな、という印象。
懐かしい方々がちょこちょこ出てきて、いままでの総集編。
市柳とか忘れてた。笑
まさかまたでてくるとは。
忍さん好き。
長束さまの扱いが雑じゃないか?
いいのそれで。
それとも何か思惑があるのか。
澄生はなんだか小物感。
奈月彦とくっついてからの浜木綿の印象がやっぱり違うんだよなー。
西家が癒し。
治真は相変わらず苦手。
雪哉を盲信して…でもなんとなく、雪哉と治真の関係は奈月彦と雪哉の関係の再現に見えなくもないな。
治真の勝手な期待を裏切った雪哉が、治真に裏切られて終わる、みたいな。
雪哉は最後に飄々と死んでいきそうだな。
梓さんと雪雉一家の件も含め、雪哉に救いがなさすぎる。
(これは作者がまじ鬼畜)
初期を見ているだけに色々としんどいな。
Posted by ブクログ
八咫烏シリーズ第一部からずっと追いかけ続けているが、
博陸候をここまで悪役としてあつかわれることがとても悲しい。勁草院で切磋琢磨していた雪哉のイメージから離れないせいか(笑)
権力を握りすぎてしまったせいなのだろうか。
トビと忍、梓のくだりはとても興味深かった。長束を巻き込んでどうなることかとワクワクしていたらびっくりするような結末が待っていて、動機も悲しすぎるものだった。
ここまでひっぱったお話だけど最終章だけが肝だったような気がする。紫苑の宮には肩入れできそうもないと思いつつも、続きが気になる。
Posted by ブクログ
『望月』の感想でも書いた博陸侯はあえて憎まれ役を買ってでているのでは?という疑問。トビが出てきたことで濃厚さを増してきたように感じます。
トビに貴族側の知識を与え、「打倒、博陸侯」を掲げた新しい英雄にさせようとしているのでは??
久しぶりの梓、雪雉の登場も嬉しい。
みんな大好き風巻の忍さん。
真赭、澄尾一家も勢揃いで登場。照尾くんのキャラが良い。
治真さんは言わずもがな。相変わらず雪哉強火担でしたね。
前作に引き続き「真なる民の、山内の幸せとはなにか?」に対する雪斎と澄生の対立が続くかと思われた中、最悪な出来事が。
谷間側からはすべてを奪っていったと思われている博陸侯、その博陸侯が最も守りたいと思っていたものを谷間側から奪われるかたちとなり、雪哉の胸中は如何ばかりか…。こんな形で父親や雪馬くんとも再会してほしくなかったな…。辛いわ。
終章、とうとう澄生が民衆にその本性を明かし大演説を行うシーン。まるで弥栄の雪哉の演説を彷彿とさせ、でも雪哉の気持ちを思うとただただ上滑りしているようにも感じてしまう。
まさか次巻で終わるとは思ってもおらず、どう決着するのかソワソワしている。